進(jìn)水式を終え、中國初の國産空母が26日にドックから牽引され、埠頭に停泊した。5萬トン級(jí)のこの國産空母には、一體どのような優(yōu)れた點(diǎn)があるのだろうか。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

■橫から見る：アイランドが変化、スキージャンプ勾配が増す

國産空母の外形は「遼寧」と余り変わらず、同様にスキージャンプ発艦方式を採用し、高大なアイランドを設(shè)けている。だが注意深く観察すると、アイランドの変化が見てとれる。最も明らかなのは、フェーズドアレイレーダーの違いだ。アンテナの位置がイージス艦と似通い、360度全方位死角なく周辺を監(jiān)視できる。カナダの「漢和防務(wù)評(píng)論」は以前、新空母は052D型ミサイル駆逐艦と同じフェーズドアレイレーダーを採用したと推測(cè)した。後者の探知距離は400キロに及び、「遼寧」と比べ明らかに向上している。アイランドの全體的配置も簡(jiǎn)素化された。ロシア艦艇のように上層甲板に各種レーダーアンテナが密集してはおらず、中國海軍の電子設(shè)備統(tǒng)合能力の飛躍を示している。

■上から見る：飛行甲板の面積が拡大

英國の「ジェーンズ?ディフェンス?ウィークリー」ウェブサイトは中國國産空母の建造過程を衛(wèi)星で仔細(xì)に観察してきた。こうした衛(wèi)星寫真を通じて、國産空母が遼寧と比較すると、飛行甲板に細(xì)かな変化があることがわかる。中國の空母専門家?李傑氏によると、こうした「人目を引かない」変更を軽視してはならないのだという。なぜなら空母艦載機(jī)の運(yùn)用効率を大幅に高めることができるためだ。

衛(wèi)星寫真からは、國産空母がアイランドを短くして、艦首前部駐機(jī)スペースを拡大したことが見てとれる。スキージャンプ発艦方式を採用するこうした空母は前部甲板に駐機(jī)できないため、駐機(jī)面積が制限される。飛行甲板上に駐機(jī)できる戦闘機(jī)の數(shù)が少なくなり、アイランド前部の狹すぎる甲板スペースでは配置?管理に不都合で、艦載機(jī)の出動(dòng)効率に直接影響する。

李氏によると、駐機(jī)スペースの拡大及び飛行甲板機(jī)能スペース區(qū)分の最適化によって、艦載機(jī)の出動(dòng)効率を大幅に高め、國産空母の実戦能力を強(qiáng)化することができる。こうした改良は國産空母の戦力強(qiáng)化に資するだけでなく、「遼寧」の潛在力をさらに掘り起こす上でも大いに益するところがあるのだという。