マクドナルドは昨年に一部店舗をレストランに鞍替えしたのに続き、今度は新しい食事スタイルの普及ペースを加速させようとしている。マクドナルド中國法人は13日、全國1千店舗を「未來2.0」戦略店舗にバージョンアップしたことを明らかにした。同店舗では電子パネルを利用したセルフ注文、モバイル決済、テーブルまで商品を運ぶ新サービス、スペシャルメニュー「星廚系列」のハンバーガーなど7つの商品?サービスを提供する。北京、上海、広州、深セン、杭州などではすでにバージョンアップが終わり、年內(nèi)に全國約1600店舗が同店舗に格上げされる予定だ。「北京晨報」が伝えた。
これまで歐米由來のファーストフード店では、消費者は注文して代金を支払ってから、カウンターで商品が出てくるのを待っていた?!肝磥?.0」店舗では、消費者は「商品を運ぶサービス」を選ぶことができ、こうすればカウンターに行って列に並ぶ必要がなくなる。セルフ注文やカウンターでの注文で運ぶサービス選ぶと、番號札を渡され、「マクドナルドブランド大使」と銘打った店員が商品を席まで運んでくれる。
マクドナルド北京市場の張帆シニアゼネラルマネージャーは、「昨年に『未來2.0』戦略を打ち出すと、國內(nèi)の消費者に大いに歓迎され、新しいサービスや體験を喜んでもらえた。これまでに評価するたくさんの聲が寄せられている」と話す。アナリストは、「表面的には、マクドナルドが店舗を『未來2.0』店舗へバージョンアップさせることで、変わるのは店內(nèi)の環(huán)境とハンバーガーだけのようにみえるが、デジタル化の試みや『星廚系列』などは、本質(zhì)的には若い人々のライフスタイルや個性重視のニーズに合わせたものといえる」と指摘する。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年5月15日
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