仮想通貨ビットコインの國際取引プラットフォームにおける取引価格が21日に過去最高を更新して、2千ドル(1ドルは約111.5円)を超えた。中國の取引プラットフォームでの取引価格も破竹の勢いで上昇し、國內(nèi)最大のデジタル資産取引プラットフォーム?OKCoinの市況データによると、前日の取引価格は1萬3749元(1元は約16.2円)で、國際取引ステーションとの価格差が徐々に縮まっている。「北京日報」が伝えた。
OKCoinのアナリストはビットコインの取引価格が國內(nèi)外で急騰した原因について、「オーストラリアで2017年7月からビットコインが通貨として扱われることになり、(これまで二重課稅とされていた)ビットコインに対する物品サービス稅(GST)の課稅が廃止される。つまりオーストラリアでビットコインを取引する人、ビットコインで投資する人が監(jiān)督管理を受けた取引所および取引プラットフォームでビットコインを購入したり販売したりする際に稅金を支払う必要がなくなるということで、ビットコイン市場にとって直接的なメリットになる。また海外でのビットコイン取引価格の高止まりにより中國の投資家の信頼感が高まっている」と話す。
OKCoinによると、ビットコイン取引価格は16年5月に最安値3千元を更新してから17年5月には最高値8900元を記録し、上昇幅は200%に迫った。今月に入ってから、國內(nèi)外のビットコイン取引プラットフォームでの取引価格はいずれも1萬元を突破し、8年ぶりに最高値を更新した。ビットコインは今や次世代投資界における資産の「ネット型有名人」だ。
北京格雷投資管理有限公司の張可興社長はこのほど開催された「新金融?新科學(xué)技術(shù)‐‐グローバル投資戦略サミット」で、「ビットコインの総數(shù)はわずか2100萬で、バーチャル世界で『採掘』されている最中であり、一定の希少性と流動性を備えている。ビットコインはまだ小規(guī)模なもので、規(guī)模の大きな資金として利用することは難しく、個人投資家が自身でリスクや好みを踏まえて小規(guī)模に配置し、資産の組み合わせの多様化をはかるのに利用するのがふさわしい」との見方を示した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年5月22日
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