このほど発表された「2017年世界都市価格指數(shù)マップ」によると、世界47大都市のうち、健康維持のための費(fèi)用が最も高い都市はコペンハーゲン、週末を過ごす費(fèi)用が最も高いのはミラノ、カップルがデートする際の費(fèi)用、つまり「戀愛コスト」が最も高いのはチューリヒだった。香港地區(qū)も「戀愛コスト」で世界第20位に入った。人民日?qǐng)?bào)海外版が報(bào)じた。

この「指數(shù)マップ」によると、チューリヒのカップルが毎回デートに使う費(fèi)用は195.5ドル（1ドルは約111.3円）で、ニューヨークの1.47倍だった。そのあとに続いたのはオスロ（163.6ドル）、第3位は僅差で東京（163ドル）。香港地區(qū)は110.8ドルで第20位。戀愛コストが最も低い都市には、マニラ?クアラルンプール?ジャカルタ?ニューデリー?バンガロールなど東南アジアや南アジアの大都市が名を連ねた。

分析によると、アジアの各都市のうち、香港地區(qū)の戀愛コストが高かった主な理由として、物価の高さが挙げられる。統(tǒng)計(jì)データによると、香港地區(qū)では、家賃とガソリン価格がかなり高く、これが小売?レジャー?交通にかかる費(fèi)用の高さを招き、戀愛コストもそれに伴い高くなっている?，F(xiàn)在、香港地區(qū)で若者の晩婚化傾向が高まっている原因も、物価の高さだ。マイホーム購(gòu)入、結(jié)婚、出産?育児などの問題が、香港地區(qū)の若者を悩ませている。

ある人は、若者に対して、次のような提案をした。

「デートにお金がかかるとは限らない。自分で料理を作る、山に登って大自然を満?jiǎn)摔工搿⑸iをする、本屋で立ち読みする、といったデートのやり方もある。また、戀人同士が貯金の計(jì)畫を立て、一つの共通の目標(biāo)を決めても良い。お互いの関係が良好ならば、この計(jì)畫がいずれは『結(jié)婚資金』にアップグレードする可能性もある。2人が愛を育みながら貯金をして、消費(fèi)や貯蓄に対する共通の認(rèn)識(shí)を培っていけば、出費(fèi)が蓄財(cái)に変身するだろう」。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年5月23日