重慶大學(xué)に通う雷詩(shī)蕓さんは今年5月に故宮を訪れ、わざわざ土産店で友人にプレゼントするしおりを2枚購(gòu)入し、「故宮の一部を持ち帰るような感覚だ」と語(yǔ)った。新華社が伝えた。
博物館の創(chuàng)意あふれる記念品が近年、多くの人から好評(píng)を博している。故宮博物院や國(guó)家博物館、上海博物館などの中國(guó)一流博物館が、この流行をけん引している。記念品は博物館と一般人のコミュニケーションの新たな架け橋となり、伝統(tǒng)文化と現(xiàn)代生活の距離を縮め、博物館はより親しみやすく身近なものにしている。
◆故宮博物院、數(shù)多くの文化財(cái)から次々と生まれたユニークな記念品
故宮博物院の記念品の開発は、北京五輪を迎えるため2007年に始まった。大量で貴重な文化財(cái)は、故宮の記念品にとって盡きることなき、枯れることなき源泉だ。故宮博物院は2016年末まで、故宮らしさあふれる記念品を9600種以上開発した。故宮博物院の単霽翔院長(zhǎng)は「収蔵されている文化財(cái)を人々の日常生活により良く溶け込ませることで、その文化的価値を発揮させる。これが當(dāng)館の目標(biāo)だ」と話した。
故宮の記念品は現(xiàn)在、中國(guó)の優(yōu)れた文化の擔(dān)い手として、世界に進(jìn)出しようとしている。今年1月28日にドイツ?フランクフルトで開催された文具?事務(wù)用品見本市において、故宮はテープや手帳など200點(diǎn)以上の商品を出展した。その斬新なデザインには西側(cè)の同業(yè)者も心を動(dòng)かされ、多くの文具メーカーが事業(yè)提攜を求めた。
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