経済日?qǐng)?bào)社中國経済趨勢(shì)研究院がまとめた「中國世帯資産調(diào)査報(bào)告（2017年）」が24日に発表された。全國24省?自治區(qū)?直轄市435県の3萬6千世帯を?qū)澫螭摔筏吭L問調(diào)査のデータに基づき、中國の世帯資産の規(guī)模と構(gòu)造、都市部?農(nóng)村部と地域の格差、金融資産と住宅、世帯単位の投資?資産運(yùn)用の方針決定、インターネットバンキングなど各方面について、現(xiàn)在の中國の世帯資産の基本的狀況を全面的かつ客観的に反映したものだ。15年と16年の世帯資産の狀況との比較分析も行っている。経済日?qǐng)?bào)が伝えた。

世帯主の屬性に基づいてサンプルを分類し比較すると、世帯主の教育レベルによって世帯あたりの平均資産に大きな差が出ることがわかった。世帯主が大學(xué)本科（4年生大學(xué)）卒業(yè)以上の學(xué)歴の世帯の平均資産は、小學(xué)校卒業(yè)以下の學(xué)歴の世帯の3.38倍に達(dá)した。

教育だけでなく、世帯主の職業(yè)、職業(yè)上の立場、健康狀態(tài)などの要因も平均資産に影響を與える要因だ。世帯主の職業(yè)を調(diào)査したところ、世帯主が単位や部門の責(zé)任者である世帯は平均資産が最も多く、全國からのサンプルでは29萬4773元（1元は約16.2円）だった。世帯主が非技術(shù)者である世帯および農(nóng)民である世帯は平均資産が最も少なく、全國からのサンプルでは9萬6005元だった。世帯主の職業(yè)上の立場をみると、都市部では雇用主の世帯の平均資産が最も多く、農(nóng)村部では労働者の世帯の平均資産が最も多かった。都市部の労働者世帯の平均資産は、雇用主世帯の0.85倍、自営業(yè)世帯の1.15倍だった。農(nóng)村部の労働者世帯の平均資産は雇用主世帯の1.18倍、自営業(yè)世帯の1.36倍だった。

調(diào)査データをみると、健康が収入と資産を促進(jìn)する役割を果たしている。世帯主の健康狀態(tài)が良好な世帯の平均資産は19萬1507元、普通の世帯は12萬715元、不調(diào)の世帯は6萬7457元だった。良好と普通との開きは小さいが、普通と不調(diào)との間には大きな開きがある。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年5月25日