最近、米國(guó)小売企業(yè)の決算が相次いで発表され、そてによると米小売産業(yè)の株式市場(chǎng)での業(yè)績(jī)はさながら「ワーテルローの戦い」のような負(fù)け試合の様相を呈している。中でも3大デパートの不調(diào)が特に目を引いた。大手メイシーズの株価は最近になって17.99％値下がりし、今年の下げ幅は32％に達(dá)し、2011年以降の最安値を更新した。この影響で、他の小売企業(yè)の株価も連動(dòng)して値下がりした。米國(guó)の百貨店?小売銘柄は行き場(chǎng)をなくした哀しい渡り鳥(niǎo)のようで、見(jiàn)るに耐えない悲慘な狀況になっている。メイシーズ、コールズ、ディラードの3社はこのほど今年第1四半期（1～3月）の業(yè)績(jī)低迷を報(bào)告し、ここから米國(guó)では百貨店形式の小売産業(yè)の経営が苦況に陥っていることがありありと浮かび上がった。中國(guó)経済網(wǎng)が伝えた。

米小売企業(yè)の業(yè)績(jī)低下はすでに珍しいことではない。米メディアが誇張を交えずにズバリと指摘したように、農(nóng)村部のショッピングセンターからニューヨーク?マンハッタンの繁華街まで、ここ2年間は小売産業(yè)にとって災(zāi)難続きの時(shí)期だった。米小売産業(yè)が株式市場(chǎng)でここまで大幅に低迷した原因は一體なんだろうか。

分析によると、米小売企業(yè)のかつての大規(guī)模な事業(yè)拡大が供給過(guò)剰をもたらし、業(yè)績(jī)低迷の一因となった。データによると、1970年から15年までの45年間に、米國(guó)の店舗拡張ペースは人口の増加ペースの2倍だった。米國(guó)の一人あたり平均ショッピング面積はカナダより40％広く、英國(guó)の5倍、ドイツの10倍にもなる。大まかな統(tǒng)計(jì)によれば、米國(guó)の大都市には一定の規(guī)模を備えたショッピング店舗が約1200ヶ所あり、これに小規(guī)模のブランド小売店を加えると、店舗數(shù)は1萬(wàn)店を超える。拡張による供給過(guò)剰がもたらした結(jié)果は閉店だ。統(tǒng)計(jì)をみると、16年の米國(guó)では小売の実店舗が4千店閉店しており、17年の閉店數(shù)はこの2倍になると予想される。

ECとネットショッピングの発展も重要な原因だ。ネットショッピングは価格面の優(yōu)位性と便利でスピーディなサービスによって市場(chǎng)シェアを奪い取り、従來(lái)の小売実店舗の客足が大々的にネットに流れた。米不動(dòng)産サービス會(huì)社のクッシュマン?アンド?ウェイクフィールドがまとめた統(tǒng)計(jì)では、10～13年に米國(guó)のショッピングセンターの來(lái)店者數(shù)は50％減少し、その一方でネットショッピングの売上高は増加の一途をたどった。10～16年には通販サイト?アマゾンの北米市場(chǎng)での売上高が160億ドル（1ドルは約111.3円）から800億ドルに増加し、シアーズは反対に16年の売上高が220億ドルにとどまった。わずか6年間で、アマゾンの売上は猛烈な勢(shì)いで伸びでシアーズの3倍以上になったということだ。ネットショッピングは送料無(wú)料や無(wú)條件での返品が可能といった便利さが売りで、ネットで便利に素早く衣類(lèi)が買(mǎi)えるようになった。米メディアの報(bào)道によると、現(xiàn)在、米國(guó)世帯の半數(shù)以上がネット通販を積極的に利用しているという。また応用プロセスやモバイルウォレットの登場(chǎng)により、モバイルショッピングもかなり簡(jiǎn)単になった。10～16年にネットショッピング支出が支出全體に占める割合は1.8％から20％に上昇した。