中國の習(xí)近平國家主席は3日からロシアを公式訪問し、その後ドイツを公式訪問し、G20ハンブルク?サミットにも出席する。中露首脳會談は今年3回目であり、習(xí)主席の訪獨は2回目だ。ロシアメディアは中國首脳の露獨訪問について、世界経済協(xié)力の強化にプラスであり、世界経済ガバナンスの整備を促し、世界経済の不確定性を解決する効果的支えになるとの見方を示している。環(huán)球時報が伝えた。

習(xí)主席は3、4両日にロシアを公式訪問する。先日の國內(nèi)外プレス向けブリーフィングでの李恵來外交部長助理（外務(wù)次官補）の説明によると、習(xí)主席はプーチン大統(tǒng)領(lǐng)と會談して、新情勢下の中露関係発展の方向と目標(biāo)を定める。雙方の関係當(dāng)局も経済?貿(mào)易、エネルギー、投資、コネクティビティ、メディア、教育分野の重要協(xié)力文書に調(diào)印する。

ロシア紙「コメルサント」（1日付）によると、クレムリンは停滯するロシア経済への中國の支援に期待している。中國がロシア國內(nèi)で參加する主な大型事業(yè)はいずれも「一帯一路」（the Belt and Road）イニシアティブの範(fàn)囲內(nèi)で実施され、ロシアは「一帯一路」とユーラシア経済連合の連結(jié)を支持している。ロシア?ノーボスチ通信によると、習(xí)主席訪問時に露中の企業(yè)は計數(shù)十件、総額100億ドルの協(xié)力合意を締結(jié)する見通しだ。

習(xí)主席は4～6日、ドイツを公式訪問する。7、8日には同國ハンブルクで第12回G20サミットに出席する。ドイツのニュース専門局によると、獨中國交樹立から今年で45年で、習(xí)主席の訪獨は就任後2回目だ。シュタインマイヤー大統(tǒng)領(lǐng)、メルケル首相との會談のほか、「パンダ」「サッカー」もベルリン訪問のキーワードとなる。習(xí)主席とメルケル首相はベルリン動物園パンダ館開館式に出席するほか、両國青少年サッカーチームの親善試合を観戦する。こうした活動は中獨協(xié)力の深まりを示すものだ。ハンブルクで習(xí)主席はG20各國首脳と経済、気候分野の協(xié)力を強化する。

ESMT學(xué)長、ドイツ連邦政府財務(wù)省経済諮問委員のJ?rg Rocholl氏によると、昨年のG20杭州サミットで、各國は開かれた世界経済を構(gòu)築し、保護主義に反対するとともに、グローバルな範(fàn)囲で貿(mào)易と投資を促進(jìn)することを明確に約束した。過去1年間、自由貿(mào)易は真の錬磨と試練を経験した。自由貿(mào)易は過去數(shù)十年で最大の危機を経験したとする評論家すらいる。中國とドイツはこの問題でとりわけ特殊な責(zé)任を負(fù)う。自國だけでなく、グローバルな自由貿(mào)易推進(jìn)のためにも努力することだ。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年7月4日