四川省の成都パンダ繁育研究基地で10日午前12時33分、「晶晶(ジンジン)」が189グラムの元気なオスの赤ちゃんパンダを無事出産した。赤ちゃんパンダは元気な産聲を上げ、健康狀態(tài)は良好。晶晶は今回が2回目の母親としての仕事となり、母性にあふれ、赤ちゃんパンダを優(yōu)しく包み込む姿も慣れた様子。赤ちゃんパンダは無事、晶晶の乳を探り當(dāng)て、現(xiàn)在のところ母子ともに健康ということだ。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
晶晶は6月15日、食欲が減退し始めた。最初は少しの量の竹、窩窩頭(トウモロコシ粉の蒸し饅頭)、普通の量のリンゴを食べていたが、最終的には窩窩頭やリンゴは食べなくなり、竹を1、2本食べる程度になった。さらに晶晶は慎重な様子で歩くようになったため、成都パンダ繁育研究基地の飼育チームは晶晶を24時間監(jiān)視し始めた。9日夜、晶晶の動きが落ち著かなくなり、10日朝、外陰部を頻繁になめるようになり、同日午前11時14分に破水し、同日午前12時33分に元気なオスの赤ちゃんパンダを無事出産した。
晶晶は家系図番號598で、2005年8月30日に誕生した。母親は1990年の北京アジア競技大會開幕當(dāng)日に生まれた「■■(ヤーヤー、■は女へんに亜)」。晶晶が誕生した年の11月11日、北京五輪委員會がオリンピックのマスコットキャラクターとして、パンダをモチーフにした「晶晶」を発表した。飼育員はこれをメスの赤ちゃんパンダの名前として、同年11月14日に「晶晶」の名前をパンダ世界家系図に登録した?!妇ЬА工胃赣Hの「科比(コビー)」は1992年のバルセロナ五輪開幕當(dāng)日に生まれ、當(dāng)時の國際オリンピック委員會のサマランチ?xí)Lが、オリンピックのマスコットキャラクターの名前を取って、科比と命名した。ちなみに、科比の姉である「毛毛(マオマオ)」は北京五輪のマスコットキャラクターのモデルになった。
現(xiàn)時點で、成都パンダ繁育研究基地は今年3頭の母親パンダによって、5頭の赤ちゃんパンダの出産に無事成功しており、うち、オスの雙子パンダ1組、オスメスの雙子パンダ1組が誕生した。(編集YK)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年7月13日
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