アジア金融協(xié)力協(xié)會(huì)が24日に北京で発足式を行った。アジアインフラ投資銀行(AIIB)に続いて中國(guó)主導(dǎo)で発足した地域レベル金融機(jī)関であり、今後はアジア金融機(jī)関交流協(xié)力プラットフォームを構(gòu)築し、地域金融機(jī)関の交流と金融資源の統(tǒng)合を強(qiáng)化し、地域金融の安定を共同で維持し、地域の実體経済発展により力強(qiáng)い支援を提供するよう力を盡くすという。ラジオ放送「経済之聲」の経済番組「天下財(cái)経」が伝えた。
アジア金融協(xié)力協(xié)會(huì)は主にアジア諸國(guó)?地域の金融機(jī)関、金融業(yè)界団體、関連の専門的サービス機(jī)関、金融分野の専門家で構(gòu)成された、地域レベルの國(guó)際的な非政府?非営利の社會(huì)組織だ。
中國(guó)人民政治協(xié)商會(huì)議(全國(guó)政協(xié))の陳元副主席は、「アジア地域の大多數(shù)は発展途上國(guó)や新興エコノミーであり、インフラ建設(shè)だけでも、今後8年から10年にわたって、アジアの毎年のインフラ資金ニーズは7300億ドル(1ドルは約111.9円)に達(dá)する。アジア開発銀行(ADB)と世界銀行という2つの大規(guī)模な國(guó)際金融機(jī)関は、毎年アジアのインフラ分野に約300億ドルを投資しており、これもアジア金融協(xié)力協(xié)會(huì)発足の現(xiàn)実的な基盤だ。アジア諸國(guó)間の協(xié)力強(qiáng)化が必要なだけでなく、アジア以外の國(guó)?地域の積極的な參加も必要だ」と述べた。
現(xiàn)在、アジア地域の経済成長(zhǎng)ペースは引き続き世界の平均水準(zhǔn)を上回り、アジアは世界で最も活力に富んだ地域となっている。だがアジアの金融協(xié)力は全體として遅れており、地域の需要には巨大な落差があり、このことがアジアのグローバル金融における影響力と経済規(guī)模との不釣り合いを招いてもおり、「金融協(xié)力協(xié)會(huì)」を設(shè)立して、地域內(nèi)の金融機(jī)関を集結(jié)させ、協(xié)力を強(qiáng)化して金融市場(chǎng)の安定を促進(jìn)することが急務(wù)となっていた。
香港金融管理局の陳徳霖総裁は、「現(xiàn)在、アジアのエコノミーの多くは大量の余剰資産を有するが、投資可能なプロジェクトを見つけられていない。こうした巨大な余剰資産を動(dòng)かして投資が不足するエコノミーに投入するにはどうすればよいかで、政府は多くの取り組みを行ったが、政府のルートだけでは不十分で、民間部門が公的部門と力を合わせ協(xié)力することが必要だ。こうした背景の中、アジア金融協(xié)力協(xié)會(huì)にできることはたくさんある」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年7月26日
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