新華社直屬の中國(guó)経済情報(bào)社は28日、「新華?國(guó)際金融センター発展指數(shù)報(bào)告（2016年）」を発表した。16年度國(guó)際金融センター指數(shù)ランキングの上位10ヶ所は上から順に、ニューヨーク、ロンドン、東京、香港、上海、シンガポール、パリ、フランクフルト、北京、シカゴが並んだ?！附U済參考報(bào)」が伝えた。

報(bào)告をみると、上位10都市は國(guó)際金融センターとして発展の勢(shì)いを基本的に確立しており、空間的構(gòu)造も安定している。過去6年間のランキングと比較すると、上位10都市にはやや動(dòng)きがみられた。ニューヨークとロンドンの順位は変わらず、シンガポールは10年以降の上昇傾向が終わって3位から6位へと大きく順位を下げた。東京と香港はそれぞれ1つずつ順位を上げて3位と4位に、パリ、フランクフルト、北京、シカゴは7～10位に並んだ。

中國(guó)経済情報(bào)社指數(shù)センター関連部門の責(zé)任者は、「國(guó)際金融センターの総合的順位の変動(dòng)は過去1年間のグローバル経済金融局面の発展の特徴と合致している。歐州地域の金融センターは徐々に低迷狀態(tài)を打破して、上昇軌道に入った。日本経済は徐々に低迷狀態(tài)を抜け出し、緩やかな成長(zhǎng)に転じた。その他のアジア地域およびアフリカ地域の新興エコノミーの上昇傾向が徐々に鈍化し、アメリカ大陸地域の金融センターの発展にはやや低下傾向がみられた」と話す。

個(gè)別指標(biāo)である成長(zhǎng)発展要素指標(biāo)をみると、上海は7年連続でトップとなり、アジア太平洋地域だけでなく世界でも最も成長(zhǎng)の活力に満ちた金融センター都市になった。香港は15年の低迷狀況を一掃し、3つ順位を上げて4位になった。北京は急速な伸びを示し、15年以降は6位を保つ。深センも長(zhǎng)年続けて上位10位入りしている。

16年には、歐米地域の老舗金融センターといえるロンドンとニューヨークが、成長(zhǎng)発展要素でロンドンは2位、ニューヨークは3位と上位に並んだ。ここから歐米経済の持続的な回復(fù)にともなって、金融市場(chǎng)の発展が新たなペースアップの時(shí)期に入り、グローバル金融市場(chǎng)の局面に新たな変數(shù)が加わったことがわかる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年6月30日