▽新一線都市が発展 大都市でパスポート申請(qǐng)し出発する必要なし
上海、北京、広州は中國の3大出國地だが、新一線都市はアウトバウンド観光市場(chǎng)に貢獻(xiàn)する最大の新顧客クラスターであり、その消費(fèi)能力は一線都市に引けを取らない。
攜程の上半期における100萬人規(guī)模のアウトバウンド自由旅行?団體旅行サービスの利用者數(shù)を踏まえ、同報(bào)告は「2017年上半期海外旅行出発都市上位20」を発表し、上海、北京、広州、成都、深セン、杭州、南京、武漢、天津、重慶、廈門(アモイ)、長(zhǎng)沙、昆明、西安、瀋陽、哈爾浜(ハルビン)、南寧、福州、青島、寧波(ニンポー)が並んだ。前年同期と比較すると、上海、北京、広州のトップ3には変化がないが、昨年6位だった成都が4位に躍進(jìn)した。
同報(bào)告によれば、上位20都市のうち、一線都市を除くと殘りは観光旅行市場(chǎng)の「新一線都市」ばかりだ。新一線都市は成長(zhǎng)ペースが速く、消費(fèi)能力が高く、その大部分が毎年のべ100萬人から200萬人の海外旅行客を送り出している。國際路線の定期便やビザ手続きセンターの増加により、新一線都市の人々は大都市まで行ってビザを申請(qǐng)したり出発したりする必要がなくなった。新一線都市のアウトバウンド観光は成長(zhǎng)を続けており、大手オンライン旅行會(huì)社の配置の重點(diǎn)にもなっている。
同研究院の戴斌院長(zhǎng)は、「10數(shù)年に及ぶ高度成長(zhǎng)を経て、アウトバウンド観光市場(chǎng)は中低速の安定成長(zhǎng)を遂げる新常態(tài)(ニューノーマル)にさしかかっている。アウトバウンド観光市場(chǎng)の基礎(chǔ)を支える中産階級(jí)は、海外での消費(fèi)行動(dòng)が初期の『爆買い』から『ゆったり過ごす』へと変わりつつある。ホテル、食事、買い物から文化的消費(fèi)まで、1ヶ所でゆっくりと、フリーツアーのスタイルで、旅行先の暮らしをじっくり體験することを望む人が増えている。理性的な消費(fèi)の時(shí)代が訪れ、海外旅行の予算の半分以上を占めていた買い物の割合が下がり、海外旅行支出の増加率を効果的に引き下げている。
攜程のアウトバウンド観光の専門家によると、「中國のアウトバウンド観光は『消費(fèi)バージョンアップ』の段階に入り、支出を増やしてより質(zhì)の高い旅行商品を購入するようになり、海外旅行の目的が観光から海外の質(zhì)の高い生活環(huán)境やサービスを味わうことへと変わりつつある。気候や空気、物価、商品、醫(yī)療、教育などだ。今後は毎年少なくとも1回は海外へ出かけるのが、中國の中産階級(jí)の新たなスタンダードになるとみられる」という。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年8月4日
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