屋上充電スタンド

ピークシフト料金が適用され、最速30分で充電が可能な「屋上充電スタンド」が8日、北京市朝陽(yáng)區(qū)にある大望橋の南西角でサービスを開始した。2020年をめどに、東城區(qū)と西城區(qū)、都市副センター、新空港、冬季五輪関連エリアなど都市中心部で、充電スタンドの密度が半徑900メートルあたり1ヶ所になることを目指すという?！副本┏繄?bào)」が伝えた。

この屋上充電スタンドでは電気自動(dòng)車（EV）101臺(tái)の同時(shí)充電が可能で、スタンド建設(shè)の責(zé)任者の説明では、「一日あたり500臺(tái)以上の充電ニーズに対応できるので、中心業(yè)務(wù)地區(qū)（CBD）で充電スタンドが不足し、EVのオーナーが充電のために並ぶという狀況を効果的に緩和することができる。充電コネクタをEVの車両の充電口に差し込み、攜帯電話でバーコードをスキャンすると充電が始まり、充電が終わったら攜帯でモバイル決済をして手続きは完了する」という。待ち?xí)r間の退屈を解消するため、休憩室が設(shè)置され、テレビを見(jiàn)られるようになっている。充電の所用時(shí)間はおよそ30分ほどだ。

スタンドには630キロワットのボックス型変圧器が4基設(shè)置され、巨大産業(yè)に適用されるピークシフト料金を利用することができ、これによりユーザーの充電コストを大幅に引き下げることが可能になった。

都市管理委員會(huì)の責(zé)任者は、「今年６月末までに、市內(nèi)全體で新エネルギー自動(dòng)車の利用が13萬(wàn)5400臺(tái)に達(dá)し、このうち個(gè)人所有は約8萬(wàn)6500臺(tái)に上った。北京六環(huán)路の內(nèi)側(cè)では平均サービス半徑が5キロメートル以下の公共充電ネットワークが基本的に構(gòu)築され、東城區(qū)と西城區(qū)では2キロメートル以內(nèi)にスタンドが1ヶ所ある。今後、固定された停車位置があり、電源の條件を満たしたコミュニティは、特に新しく建設(shè)されたコミュニティは、『EV1臺(tái)につきスタンド1本』の実現(xiàn)を競(jìng)うようになる。一連の固定された停車位置をもたないか電源の條件を満たさない古くからのコミュニティでは、コミュニティ內(nèi)に公共充電ポールを設(shè)置する予定だ。公共充電設(shè)備の設(shè)置では、大型店舗や大型スーパー、交通ターミナル、公園?観光地、地下鉄駅周辺のパークアンドライド（P＋R）対応駐車場(chǎng)などで公共充電インフラを整備し、年內(nèi)に3千本以上の公共充電スタンドの新規(guī)建設(shè)を確保する。20年までに、東城區(qū)と西城區(qū)、都市副センター、新空港、冬季五輪関連エリアなど都市中心部では、充電スタンドの密度が半徑900メートルあたり1ヶ所になることを目指すという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年8月9日