多くの中國(guó)人は結(jié)婚適齢期になっても結(jié)婚できない娘のことで焦っている一方で、日本人の多くは、結(jié)婚しない息子のことで悩んでいる。(文:関田剛司。瞭望東方周刊掲載)
日本では、50歳まで一度も結(jié)婚をしたことがない人の割合を示す「生涯未婚率」が年々上昇しており、その多くが男性だ。総務(wù)省が行った2016年度の國(guó)勢(shì)調(diào)査の報(bào)告は、15年後、生涯未婚の男性の割合が30%を超えると予想している。つまり、十?dāng)?shù)年後には、日本の男性の三人に一人が生涯未婚ということになる。日本はもうすぐ正真正銘の「獨(dú)身男性大國(guó)」になるのだ。
その一番大きな原因は、「経済的に苦しい」ということだ。また、「女性との出會(huì)いが少ない」というのも大きな原因だ。そして、経済的に余裕があっても、「自由が好き」であるため結(jié)婚しない男性も多い。その他、結(jié)婚願(yuàn)望が弱まり、獨(dú)身でいることを選ぶ女性も増えているため、生涯未婚男性の増加に拍車(chē)をかけている。
若くて元?dú)荬蕰r(shí)は、自分で自分のことをするというのは何の苦労もないが、獨(dú)身のまま高齢になるというのは、考えただけでも不安になる。
獨(dú)身男性が増加の一途をたどっているのを背景に、日本では現(xiàn)在、そのような男性にアットホームな場(chǎng)所を提供するというのが、新たなビジネスとなっている。
東京の一番北の足立區(qū)竹ノ塚に、獨(dú)身男性ばかりが集まる居酒屋がある??亭韦郅趣螭嗓?0-70歳、獨(dú)身男性で、仕事が終わってからここに來(lái)てお酒を飲んでいる。また、土日も午後になると多くの獨(dú)身男性がやって來(lái)て一杯やり、店內(nèi)はアットホームな雰囲気だ。
獨(dú)身男性らがここに來(lái)る主な理由は、お酒を飲む以外に、おしゃべりができる點(diǎn)であるというのは興味深い。會(huì)話の內(nèi)容のほとんどは政治、経済、女性とは無(wú)関係のもので、普段の生活の中のちょっとしたことをしゃべりあって、みんなで気晴らしをしている。
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