世界的に有名な不動(dòng)産サービス會(huì)社クッシュマン?アンド?ウェイクフィールドが23日に発表した「中國(guó)海外投資市場(chǎng)報(bào)告」によると、今年上半期には中國(guó)の海外不動(dòng)産投資が158億ドル（1ドルは約109.1円）に達(dá)し、同期の歴代2位を記録した。中國(guó)新聞社が伝えた。

同報(bào)告によれば、投資の種類別にみると、17年上半期には用地開(kāi)発投資が増加を続けた。オフィスビルへの投資額は前年同期比40％減少して68億ドルになり、全體に占める割合が2位に後退した。その他資産への投資は相対的に安定を保った。

今年5月には、合景泰富地産持ち株有限公司と竜湖地産有限公司が9億3千萬(wàn)ドルで香港?啓徳地區(qū)の住宅開(kāi)発用地を買収した。同じ時(shí)期に竜光地産持ち株有限公司は南山集団と共同で7億1700萬(wàn)ドルを投入し、シンガポールの開(kāi)発用地を競(jìng)り落とした。この2つのシンボル的意義をもつ大型取引により17年上半期には開(kāi)発用地の取引額が69億ドルを記録し、前年同期比391％も増加することになった。

投資先をみると、同期には香港地區(qū)が投資額54億ドルで1位になり、そのうち91.6％は現(xiàn)地の開(kāi)発用地買収の投資だった。2位は米國(guó)の42億ドル、3位は英國(guó)の40億ドル。

第2四半期（4～6月）に米國(guó)に32億ドルの投資が行われ、米國(guó)は再び中國(guó)人投資家に人気の投資先ランキングで首位に立ち、14件の取引を記録した。そのうち中國(guó)人投資による米國(guó)での最大規(guī)模の取引は、海航集団有限公司が米ブルックフィールド?オフィス?プロパティーズ（BPO）社とニューヨーク州教職員退職年金基金から22億ドルで買収したマンハッタンのランドマーク建築といえるパークアベニュー245番地のオフィスビルだ。これは米國(guó)不動(dòng)産史上で単一の物件の買収額として過(guò)去最高を更新し、ニューヨークの中心エリア?マンハッタンでも數(shù)少ない20億ドルを超える不動(dòng)産取引となった。

クッシュマンの予想によると、今後も中國(guó)資本による不動(dòng)産投資の第一の選択肢は米國(guó)、英國(guó)、香港などの成熟した市場(chǎng)になる。米國(guó)は現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で2位だが、長(zhǎng)期的にみれば、人気投資先のトップに返り咲く可能性は非常に高いという。

オーストラリア市場(chǎng)は引き続き中國(guó)人バイヤーを誘致する力が強(qiáng)いが、この地域で売りに出される資産には質(zhì)の高いものが相対的に少ないため、今年の中國(guó)からの投資は減少が予想される。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年8月24日