文化財への落書きが見つかったのは北京大學(xué)だけでなく、清華大學(xué)の日時計と校門でも落書きが発見されている。大學(xué)側(cè)もこうした文化財破壊行為に積極的に対応している。

清華大學(xué)の擔(dān)當(dāng)者によると、大學(xué)側(cè)はすでに落書きされた箇所を確認(rèn)した上で、修繕案を作成しており、可能な限り迅速に修繕作業(yè)を開始するとしている。また、事件について全面的な調(diào)査を行い、経緯が判明次第、學(xué)校の規(guī)定によって処罰を行うという。

北京大學(xué)でもここ數(shù)年、校內(nèi)の文化物を保護(hù)しようと様々な措置がとられている。ほとんどの文化財の周囲に欄干や監(jiān)視カメラが備えつけられたほか、北京大學(xué)の學(xué)生も積極的に文化財保護(hù)の活動に參加している。北京大學(xué)燕園文化遺産保護(hù)協(xié)會は2013年に設(shè)立した學(xué)生サークルだ。その會長は取材に対し、欄干などが備えつけられた結(jié)果、新たな落書きは目に見えて減少したと現(xiàn)狀を語ってくれた。

同會長は、「協(xié)會は校內(nèi)の30點以上ある文化財に標(biāo)識パネルを作成しているほか、パネルにはその文化財を紹介するウェブサイトにアクセスできるQRコードを表示している。こうすることで、見學(xué)客の好奇心を満たすのと同時に、保護(hù)意識を呼びかけることもできる」と力説。

また、「協(xié)會は定期的に文化財、特に分散しているような文化財の現(xiàn)狀について調(diào)査や記録を行い、それを?qū)W校の関係部門に報告している。また休み期間中には『文化財を保護(hù)し、落書きをやめよう』と呼びかけるメッセージ署名イベントを?qū)g施。協(xié)會には解説グループも設(shè)け、文化財や燕園文化の解説を擔(dān)當(dāng)している。當(dāng)然その解説においても文化財保護(hù)の思いを伝えている」とした。 （編集HQ）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年9月1日