韓國(guó)メディアによると、ロッテマートは8月31日、終末高高度防衛(wèi)ミサイル(THAADミサイル)の問題で陥った経営の苦境から脫卻するため、3億ドルを出資して、中國(guó)エリアのロッテマートに2回目の緊急「輸血」を行うことを決定した。ロッテマートは2億1千萬(wàn)ドル(1ドルは約110.0円)を短期借入金の返済にあて、殘りの9千萬(wàn)ドルを中國(guó)のロッテマートの運(yùn)営資金に回すという。參考消息網(wǎng)が伝えた。
報(bào)道によると、今年3月中旬、中國(guó)にあるロッテマート112店のうち87店が営業(yè)停止?fàn)顟B(tài)にある。通常営業(yè)を続ける12店は売上高が前年同期に比べて80%も減少したという。
また報(bào)道によると、ロッテマートの損失額は5千億ウォン(1ウォンは約0.10円)に達(dá)する見込みだ。
韓國(guó)紙「亜州経済」の8月31日付報(bào)道では、ロッテグループは中國(guó)のロッテマートに2回目の運(yùn)営資金の提供を行った。今年3月にも3600億ウォンを注入したばかりで、6ヶ月を経て再び「病狀の深刻さ」を認(rèn)めたことになる。
ロッテマート関連部門の責(zé)任者は、「3月に集めた緊急運(yùn)営資金の3600億ウォンは今月末にはすべて底をつくので、追加の資金注入を決めた。順調(diào)にいけば、今回の『輸血』でロッテマートは今年いっぱいは持ちこたえられる」と話す。
報(bào)道によると、現(xiàn)在の狀況が年末まで続けば、損失額は1兆ウォンに達(dá)する。経営は苦境に陥っているが、ロッテは中國(guó)市場(chǎng)からの撤退は考えていない。來(lái)年上半期までなんとか持ちこたえても、狀況が好転しなければ、事業(yè)規(guī)模の縮小などを検討するという。
報(bào)道は、ロッテだけでなく、中國(guó)に進(jìn)出した他の韓國(guó)企業(yè)も苦しんでいることを伝える。1997年に中國(guó)に進(jìn)出し、一時(shí)は30店を展開していた大型スーパーの易買得は、今年5月に中國(guó)市場(chǎng)からの完全撤退を決めた。20年続いた赤字にTHAADミサイル問題の影響が加わり、中國(guó)店舗の実際の業(yè)績(jī)は悪化を続けていた。易買得の発表によれば、今年末までに、中國(guó)に殘る6店をすべて閉店するという。
報(bào)道をみると、中國(guó)市場(chǎng)で発展成果を積み重ねてきた韓國(guó)化粧品メーカーのアモーレパシフィックも、THAAD問題の影響を直接受け、今年第2四半期(4~6月)の売上高は1兆250億ウォン、営業(yè)利益は1016ウォンとなり、営業(yè)利益は前年同期の半分に減った。THAAD問題の影響があってもアモーレは中國(guó)で「悅詩(shī)風(fēng)吟」(イニスフリー)ブランドや「雪花秀」(ソルファス)ブランドの売り場(chǎng)を拡大してきたが、期待されたほどの成果は上げていない。中國(guó)人観光客の韓國(guó)での化粧品購(gòu)入額が減少したことも業(yè)績(jī)の悪化に一定の影響を與えている。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年9月1日
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