食べる前に料理を撮影し、その寫真をシェアしたがる人が多いが、この行為に反感を覚える人もいる。しかし今や、この行為には少なくとも一つ「正當(dāng)性」が備わった。米國の最新研究によると、食べる前に撮影することで、料理がさらに美味しくなるというのだ。新華網(wǎng)が伝えた。
セントジョセフ大學(xué)とサンディエゴ大學(xué)の研究者は一連の実験を行い、まず被験者131人を2組に分け、それぞれにヘルシーフードとジャンクフードを配った。どちらの組も半分の被験者が直接食べ、殘りの半分が撮影してから食べる。キャラメルアップルケーキ、レッドベルベットケーキのような癖になりやすいスイーツの場合、撮影してから食べた人の方が美味しさと好みで高得點(diǎn)をつけた。被験者が食べるのがヘルシーフードの場合、この差はないが、研究者によると、被験者に周りの人もヘルシーフードを食べていると伝えてから、食べる前に撮影させると、食物の美味しさと好みで高得點(diǎn)をつけた。
研究者は次の実験で、2組の被験者に同じくレッドベルベットケーキを與え、撮影してから食べさせた。しかしうち一組には健康的な原材料を用いていると伝え、もう一組には非健康的な原材料を用いていると伝えた。その結(jié)果、後者の方が美味しさに高得點(diǎn)をつけた。
研究者は雑誌に掲載した報(bào)告の中で、これは撮影により食物の「色?香り?味わい」に対する興味が深まるからだと説明した。撮影がヘルシーフードの美味しさに影響を生むのは、心理學(xué)の使用?満足理論に合致するからだ。つまり食べる人は媒介を使用することで満足するというわけだ。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年9月6日
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