中國科學院合肥物質(zhì)科學研究院が発表した情報によると、同研究院技術(shù)生物所の呉正巖研究員が率いるチームはこのほど、pH調(diào)整剤により放出される回収可能な農(nóng)薬を開発した。この種の農(nóng)薬は利用効率を大幅に高め、使用量を減らし、農(nóng)薬による農(nóng)業(yè)汚染を減少できる?；瘜W工業(yè)界の世界的に有名な雑誌「Chemical Engineering」に同研究成果が掲載された。新華社が伝えた。

農(nóng)薬は病蟲害の予防、食糧の安定的な高い生産高を促進する上で重要だ。中國の毎年の農(nóng)薬使用量は100萬トンに達するが、平均利用率はわずか30％ほどで、その大半が表面流出、鉛直浸透、大気への揮発などによってその利用率を下げているだけでなく、汚染となり人や家畜の健康を脅かしている。農(nóng)薬の利用率を高め、使用量を減らすことは、現(xiàn)在の農(nóng)業(yè)?環(huán)境分野で解決が待たれる重要な問題だ。

同チームはケイ藻土、四酸化三鉄などを使い、複合ナノ材料を作り、これを擔い手として放出を制御し回収できる農(nóng)薬を開発した。この農(nóng)薬はpH調(diào)整剤を通じて放出される。放出のペースを需要のペースに合わせることが可能。またこの擔い手は農(nóng)薬の植物の葉に対する付著力を効果的に引き上げることができ、流出を大幅に減らし、農(nóng)薬の利用率を高め、効果を長く持続させる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年9月8日