故宮博物院は取材に対して、北京の人気観光スポット?故宮博物院と承徳市文物局は9月下旬から來(lái)年2月末まで、故宮博物院の慈寧宮花園に、ユネスコの世界遺産に登録されている承徳市の離宮?避暑山荘で飼育されているシカ9頭を移し、展示することを明らかにした。法制晩報(bào)が報(bào)じた。
シカは、中國(guó)の伝統(tǒng)文化において、縁起の良い動(dòng)物とされており、清の時(shí)代の宮廷とも縁が深い。
清の時(shí)代には御花園でシカが飼育されていたこともあるという。現(xiàn)在、その南西には「鹿苑」があり、「観鹿臺(tái)」と呼ばれる高臺(tái)の下には以前、半円形の柵があり、シカが飼われていた。
同博物院の単霽翔院長(zhǎng)によると、「宮廷の生活と関係のある生きた動(dòng)植物を展示するというのが、當(dāng)院の新たな方向性。秋である今月26日から、シカをテーマにした文化財(cái)の特別展「天祿永昌——故宮博物院藏瑞鹿文物特展」を永壽宮で開(kāi)催する。展示されるのは、鹿角椅、青玉銜霊芝臥鹿、鹿頭尊など、貴重な文化財(cái)約70點(diǎn)」としている。
また、シカが飼われていたという伝統(tǒng)に基づき、同院は承徳市文物局と共同で、今月下旬から來(lái)年の2月末まで、清の時(shí)代の庭園「皇家園林」である慈寧宮花園で承徳市の離宮?避暑山荘のシカを展示する企畫(huà)を?qū)g施する予定だ。
避暑山荘では建設(shè)されたばかりの頃から、たくさんのシカが飼われ、今ではその數(shù)が300頭以上になっている。今回、慈寧宮花園に移されるのは9頭で、オス2頭にメス5頭、子ジカ2頭が予定されている。シカの安全とスムーズな展示をすすめるため、承徳市は経験豊富な管理スタッフ1人と獣醫(yī)1人を派遣する。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年9月13日
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