冬季五輪を迎えるために、設(shè)置?解體可能なプールがこのほど、北京國(guó)家水泳センター（ウォーターキューブ、原語(yǔ)：水立方）北広場(chǎng)に登場(chǎng)した。これにより、市民は安全な環(huán)境で寒中水泳を楽しめるようになった。今回設(shè)置されたプールは、ウォーターキューブの自主研究開(kāi)発によるもので、解體にはわずか3日から5日ほどしかかからない。將來(lái)的には、公園、広場(chǎng)、コミュニティにも同種のプールを普及させる計(jì)畫(huà)という。北京日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

長(zhǎng)さ25メートル、幅15メートルのプールが、ウォーターキューブの北側(cè)に突然登場(chǎng)した。このプールは、地面から1.5メートルほどの高さがあり、外壁はステンレス製の鏡なので、ウォーターキューブや鳥(niǎo)の巣（國(guó)家スタジアム）などの建物の影が逆さまに映り、周?chē)欷苇h(huán)境と完璧に溶け合っている。寒中水泳を楽しむ市民は、スイスイ泳ぎながら、周?chē)欷蚊坤筏鄞螭圣楗螗丧蕞`クを鑑賞できる。冬季にプール內(nèi)の水が凍結(jié)するのを防ぐため、大會(huì)などのイベントがない期間中、プールの水は抜かれる。

國(guó)家水泳センターの李雲(yún)峰?副総経理は、次の通り紹介した。

「寒中水泳は、心肺機(jī)能の向上や血液循環(huán)に刺激を與えるという點(diǎn)でメリットがある。だが、今のところ、北京の多くの川?水?水域では遊泳が禁止されており、冬季の屋外での水泳は、安全性に問(wèn)題がある。設(shè)置?解體可能なプールは、この問(wèn)題を解決してくれた。このプールは、ウォーターキューブの科學(xué)研究チームが自主研究開(kāi)発したもので、キャラバンテント、プール本體、水処理設(shè)備にはすべてモジュール化設(shè)計(jì)が採(cǎi)用されており、解體にはわずか3日から5日ほどしかかからない。解體後のモジュールは倉(cāng)庫(kù)內(nèi)で保管可能で、必要があればまた通し番號(hào)によって再び組み立てて、設(shè)備?施設(shè)のリユースが行える」。

ウォーターキューブ側(cè)は今後、設(shè)置に適した公園、広場(chǎng)、コミュニティの緑地を選び、より多くの設(shè)置?解體可能なプールを設(shè)営する方針だ。また、このプールはライフガード向けサービスにも提供される。市民は、ウォーターキューブの「オリンピック?クオリティ」を備えたこの設(shè)置?解體可能なプールで、心行くまで遊泳を楽しむことができる。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年11月28日