レーダーで発見(jiàn)し、ロックオンし、レーザーを照射する。北京市郊外の某試験場(chǎng)で26日、要地近距離防空システム「國(guó)蓉1號(hào)」の実裝試験が行われ、わずか10秒未満で、數(shù)百メートル離れた所から低空飛行で接近するドローンを撃墜した。この結(jié)果により、レーザーによる物理的破壊効果が効果的に検証された。解放軍報(bào)が伝えた。

中國(guó)ではいかなる航空機(jī)であっても、飛行前に空軍もしくは民間航空管制部門(mén)に申請(qǐng)する必要がある。許可を得てから、規(guī)定時(shí)間?空域內(nèi)を飛行できる。しかし実際には、ドローン使用者の多くが無(wú)資格者で、ドローンの登録を行っておらず、飛行の許可を得ていない狀態(tài)となっている。これは中國(guó)の低空管理及び防空安全の課題となっている。

國(guó)蓉科技有限公司、中國(guó)電科二十七研究所、公安部第一研究所が共同開(kāi)発する「國(guó)蓉1號(hào)」は、中國(guó)の軍民融合分野の代表的なハイテク成果だ。電子対抗、光電干渉、レーザー破壊などの各種手段を用い、防御エリアに侵入したドローンなどの標(biāo)的を効果的に破壊できる。軍事施設(shè)、交通中樞、重大活動(dòng)などに信頼性の高い防空を提供する。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年11月30日