日産は18年に中國(guó)で160萬(wàn)臺(tái)を販売する計(jì)畫(huà)で、新車も多く発表する予定だ。日産傘下の東風(fēng)日産は新車4車種を打ち出すとしており、完全電気自動(dòng)車の新車、フェイスリフトを行った車種、スポーツ用多目的車（SUV）の新車、フルモデルチェンジ車が含まれるという。このうち完全電気自動(dòng)車は次世代「リーフ」をベースにしたもの、フェイスリフト車はすでに海外で発売された「キャシュカイ」で、SUV新車は7人乗りの大型車になるとみられる。鄭州日産はこのほど発売したピックアップトラック「ナバラ」に続き、年內(nèi)にSUVの新車「テラ」を発売する予定だ。

トヨタと日産に比べ、ホンダは新車を次々投入することで優(yōu)位性を獲得し、より速い増加ペースを達(dá)成することができた。17年の中國(guó)での最終的な販売量は144萬(wàn)1千臺(tái)に達(dá)し、単一ブランドとしての中國(guó)販売量は日産を上回り、日系ブランドで1位だった。ホンダは「CR-V」などの車種で燃費(fèi)不正問(wèn)題があったため試練に直面してはいるが、18年は中國(guó)で新車種の「豊作年」を迎え、今年1月に「フィット」のリフトアップ車を発売したほか、「アコード」のフルモデルチェンジ車も発売する予定だ。広汽アキュラの中國(guó)國(guó)産車第3弾の「RDX」も製造がスタートする。また「ヴェゼル」のリフトアップ車、「アキュラCDX」のハイブリッドなどの新車種も年內(nèi)に発売される見(jiàn)込みだ。

SUVと小型車を両輪とする日系自動(dòng)車メーカーは、新車の効果により中國(guó)市場(chǎng)でシェアを徐々に拡大したい考えだ。中國(guó)自動(dòng)車工業(yè)協(xié)會(huì)がまとめた統(tǒng)計(jì)では、18年1?2月には、中國(guó)ブランドの乗用車が乗用車販売全體に占める割合が44.97％に達(dá)し、シェアは前年同期を0.82ポイント下回った。乗用車販売全體に占めるドイツ系車の割合は21.50％、日系車は16.48％、米國(guó)系車は11.01％、韓國(guó)系車は3.75％、フランス系車は1.57％だった。前年同期に比べ、ドイツ系と日系の販売量がある程度増加したが、その他の外國(guó)ブランドは軒並みシェアが低下した。市場(chǎng)の拡大ペースが鈍化し、競(jìng)爭(zhēng)が激化する中、日系車陣営は今年は新車とその他のバリエーションによって市場(chǎng)獲得をはかるだけでなく、日系3強(qiáng)の間の駆け引きでもより激しい戦いを繰り広げることになり、新エネルギー車の分野でも初の戦いが行われる見(jiàn)込みだ。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年3月29日