北京で29日に発表されたある報(bào)告によると、2018年第1四半期（1－3月）、中國(guó)全土の37主要都市において、企業(yè)の求人広告に提示された月給額は、平均7629元（1元は約16.9円）だった。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

オンライン求人サイト大手の智聯(lián)招聘（Zhaopin.com）は28日、「2018年春季中國(guó)雇用主需要?ホワイトカラー人材供給報(bào)告」を発表した。報(bào)告の統(tǒng)計(jì)データによると、2018年第1四半期、北京における求人広告の提示月給額は平均1萬(wàn)197元で全國(guó)トップ。第2位は上海（9621元）、第3位は深セン（9134元）だった。

業(yè)界別に見(jiàn)ると、求人広告の提示月給額トップ10の業(yè)界のうち、基金/証券/先物/投資業(yè)が1萬(wàn)421元で全國(guó)トップ。専門(mén)サービス/コンサルティング業(yè)（財(cái)務(wù)會(huì)計(jì)?法律?人材資源など）がこれに続き第2位（9650元）。第3位は仲介サービス業(yè)（9254元）だった。

報(bào)告によると、2018年春季求職シーズン全國(guó)人材需給競(jìng)爭(zhēng)指數(shù)（競(jìng)爭(zhēng)指數(shù)＝受け取った履歴書(shū)數(shù)÷求職ポスト數(shù)）は42.8だった。これは、全國(guó)で42.8人につき1つの雇用ポストの求職があることを意味しており、転職ピークシーズンの労働市場(chǎng)の特徴を見(jiàn)て取ることができる。

統(tǒng)計(jì)データによると、求職者が履歴書(shū)を提出する數(shù)量を業(yè)界別に見(jiàn)ると、インターネット/電子商取引業(yè)が最も多く、不動(dòng)産/建築/建築材料/建設(shè)業(yè)がこれに続き第2位。第3位はコンピュータ業(yè)、第4位は基金/証券/先物/投資業(yè)だった。

競(jìng)爭(zhēng)指數(shù)を都市別でみた場(chǎng)合、北京の競(jìng)爭(zhēng)指數(shù)の上昇幅が大きく、ひきつづき人材誘致におけるトップ地域である狀況がうかがえる。また新一線都市の就職市場(chǎng)が盛り上がりを見(jiàn)せていることは注目に値する。なかでも成都が求職者の間で最も人気が高く、競(jìng)爭(zhēng)指數(shù)は新一線都市においてトップだった。

報(bào)告によると、新一線都市は急成長(zhǎng)段階にあり、人材に対するニーズも極めて高い。これらの都市は2017年、続々と人材優(yōu)遇政策を発表したことから、今年はその効果が顕著に現(xiàn)れている。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年4月2日