上場(chǎng)銀行36行が3日までに、2017年年次報(bào)告を発表した。それらをまとめたところ、昨年の銀行業(yè)純利益は長(zhǎng)年の低迷期を乗り越え、伸び率が上昇し、なかでも特に5大銀行の収益狀況に大きな改善がみられた。國(guó)際金融報(bào)が伝えた。

2017年の中國(guó)工商銀行の親會(huì)社に帰屬する純利益は、前年比2.8％増の2860億4900萬元（1元は約16.9円）。中國(guó)建設(shè)銀行は4.67％増の2422億6400萬元、中國(guó)農(nóng)業(yè)銀行は4.9％増の1929億6200萬元、中國(guó)銀行は4.76％増の1724億700萬元、中國(guó)交通銀行は4.48％増の702億2300萬元。これに基づき計(jì)算すると、5大國(guó)有銀行の2017年の親會(huì)社の株主に帰屬する純利益は計(jì)9639億元で、1日あたり26億4100萬元（約440億円超）を稼いだ計(jì)算になる。

國(guó)有大手銀行はこれまで、數(shù)年間の純利益「低迷期」を経ている。4大銀行の純利益の伸び率は、2015年に「ゼロ化」した。建設(shè)銀行と農(nóng)業(yè)銀行の2016年の伸び率は2％未満で、工商銀行は0.5％前後を維持し、中國(guó)銀行はさらにマイナス成長(zhǎng)となった。

また中國(guó)郵政貯蓄銀行も2017年に高い伸び率を示し、純利益が19.8％増の476億8300萬元に達(dá)した。

調(diào)べによると、2017年の5大銀行と郵政貯蓄銀行の親會(huì)社に帰屬する純利益は4.8％増で、初の1兆元突破を果たした。

また株式性銀行にも注目すべき點(diǎn)が見られる。例えば中國(guó)招商銀行の2017年の純利益は13％増の701億5000萬元で、2015年以降で初の2桁臺(tái)の伸び率を記録している。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年4月11日