中國(guó)の「天眼」、口徑500メートル球面電波望遠(yuǎn)鏡（FAST）が17日、世界初となる19ビームLバンド受信機(jī)を取り付け、來(lái)月上旬に使用開(kāi)始されることになった。この世界最先端の受信機(jī)は、中國(guó)と豪州の科學(xué)者が共同開(kāi)発しており、稼働開(kāi)始後にはFASTの宇宙観測(cè)速度が5?6倍に向上し、科學(xué)観測(cè)目標(biāo)をさらに拡張できることになるとみられている?？萍既?qǐng)?bào)が伝えた。

これまで使用されていた超広帯域マルチビーム受信機(jī)の観測(cè)能力は限定的であったが、FASTは14個(gè)のパルサーを新発見(jiàn)した。最近見(jiàn)つかったミリ秒パルサーは、FASTのパルサー探査の高い潛在力を再び示した。中國(guó)と豪州は2015年に、19ビーム受信機(jī)の開(kāi)発契約を結(jié)んだ。1年以上の月日をかけ、世界初の19ビームLバンド受信機(jī)を開(kāi)発した。その重さは1.2トンで、開(kāi)発費(fèi)は2000萬(wàn)元（1元は約17.45円）以上。

19ビームLバンド受信機(jī)の稼働に伴い、FASTは観測(cè)中に電波源のより正確な測(cè)位畫(huà)像を入手でき、より多くのパルサーを発見(jiàn)できる。さらに宇宙の距離と方向の異なる中世水素1.4GHzスペクトル線を観測(cè)でき、宇宙の歴史をより良く探査し、さらには存在しうる地球外文明を探査できることになるとみられている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年5月18日