西昌衛(wèi)星発射センターは21日午前5時(shí)28分に「長征4號丙」ロケットを使い、月探査プロジェクト「嫦娥4號」中継通信衛(wèi)星「鵲橋號」を打ち上げた。この地球と月の引力が釣り合うラグランジュ點(diǎn)（L2點(diǎn)）を飛行する世界初の通信衛(wèi)星は、2018年末に実施を予定している嫦娥4號による月の裏面軟著陸探査任務(wù)に、地球?月間中継通信を提供する。新華社が伝えた。

中國月探査プロジェクトチーフデザイナーで中國工程院院士の呉偉仁氏は、「月の片面は常に地球から姿を隠している。そのため、嫦娥4號は世界初の月裏面軟著陸と探査任務(wù)を遂行する際に月に遮られ、地球と直接、測量制御通信とデータ伝送することができない。鵲橋號は嫦娥4號と地球の間に設(shè)置される中継通信基地のようなものだ」と話した。

中國航天科技集団有限公司第五研究院「鵲橋號」プロジェクトマネージャーの張立華氏は、「鵲橋號はさらにオランダ製の低周波電波探査裝置を搭載し、將來的に軌道上で科學(xué)探査試験を展開する」と説明した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年5月21日