2018年5月18日は42回目の國(guó)際博物館の日。今年のテーマは「新次元の博物館のつながり－新たなアプローチ、新たな出會(huì)い－」だ。ハルビンでは中國(guó)侵略日本軍第七三一部隊(duì)罪証展示館が半年間の計(jì)畫(huà)と設(shè)計(jì)を経て、基本展示「國(guó)際條約の壁」を増?jiān)O(shè)し、一般公開(kāi)した。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

七三一新館の「國(guó)際條約の壁」は基本展示と一體化した展示構(gòu)想を保ち、各國(guó)が各時(shí)期に調(diào)印した細(xì)菌兵器の使用を禁止する法規(guī)や條約を長(zhǎng)さ30メートル、高さ10メートル、全體面積312平方メートルの壁に刻んでいる。表題は「生物?化學(xué)兵器の使用を禁止する國(guó)際條約」で、1899年調(diào)印の「窒息性?有毒性ガスの散布を唯一の目的とする投射物の使用禁止宣言」から1949年調(diào)印の「戦時(shí)における文民の保護(hù)に関するジュネーヴ條約」までを計(jì)1413字で紹介し、20世紀(jì)初頭から1940年代までに世界各國(guó)が調(diào)印した生物?化學(xué)兵器の使用禁止に関する全ての國(guó)際條約をカバーしている。

この10件の條約は、日本の細(xì)菌部隊(duì)が戦場(chǎng)で細(xì)菌兵器を使用した犯罪行為、作戦行動(dòng)中に細(xì)菌兵器を使用して中國(guó)の平民を攻撃した犯罪行為、細(xì)菌兵器の人體実験を行った犯罪行為を確認(rèn)する法的根拠及び難民キャンプで細(xì)菌を使用して難民を虐殺した犯罪行為を確認(rèn)する法的根拠であり、最終的に七三一部隊(duì)が非人道的殘虐行為を行ったことを確認(rèn)する法的根拠だ。

國(guó)際條約の壁は、法理の思考によって展示內(nèi)容を構(gòu)築するとの七三一新館の初志と理念を形式において説明しており、入口の「非人道的殘虐行為」という字と呼応するものだ。

七三一新館の最後の展示ホールは800平方メートルで、現(xiàn)在3點(diǎn)を展示している。七三一跡地の遺體焼卻爐から採(cǎi)集した耐火レンガ、七三一部隊(duì)の使用した手術(shù)用メス、七三一部隊(duì)の印章のある醫(yī)學(xué)書(shū)だ。今回の國(guó)際條約の壁の増?jiān)O(shè)は、全體として、展示ホール中央の3點(diǎn)の展示を引き立たせ、戦爭(zhēng)と醫(yī)學(xué)、戦爭(zhēng)と倫理、戦爭(zhēng)と法律、戦爭(zhēng)と人間性について考えをめぐらせる空間を來(lái)館者に與える。

中國(guó)侵略日本軍第七三一部隊(duì)は中國(guó)侵略日本軍による細(xì)菌戦爭(zhēng)畫(huà)策?組織?実施の中核機(jī)関であり、歴史上最大規(guī)模の細(xì)菌兵器開(kāi)発の大本営であり、細(xì)菌戦爭(zhēng)発動(dòng)の策動(dòng)地であるとされる。

七三一新館は2015年8月15日に開(kāi)館?，F(xiàn)在までに累計(jì)320萬(wàn)人余りが來(lái)館した。今年は、國(guó)際條約の壁以外に、「七三一部隊(duì)証言の壁」の建設(shè)も進(jìn)んでおり、「中國(guó)文化と自然遺産の日」に一般公開(kāi)される。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年5月18日