「スマホ族専用レーン」が陝西省西安市の街中にこのほど登場(chǎng)し、大きな議論を巻き起こしている。スマホをいじりながら歩くよう助長(zhǎng)しており、危険だという聲もある。同レーンを設(shè)置した西安のある商業(yè)施設(shè)は5日、設(shè)置理由について、「スマホ族や車両に対する警告のためで、設(shè)置から1ヶ月で効果も出ている」と説明している。北京青年報(bào)が報(bào)じた。
4月下旬に設(shè)置が完了した同レーンは、百瑞未來(lái)城と西安市碑林區(qū)特色街區(qū)建設(shè)管理弁公室が共同で構(gòu)築した西安のコーヒーをテーマとした創(chuàng)業(yè)街區(qū)內(nèi)にあり、設(shè)置からすでに1ヶ月以上が経過(guò)している。
設(shè)置後、大きな議論が巻き起こっており、「道を歩きながら下を向いて攜帯をいじるというのは非常に危険な行為で、『スマホ族専用レーン』の設(shè)置は、その種の行為を奨勵(lì)、助長(zhǎng)している」と批判する聲もある。
同レーンを設(shè)置した西安のある商業(yè)施設(shè)の職員は取材に対して、「主にスマホ族に対する『警告』のため」と説明した。
「近くで働いているほとんどの人が、IT関係の仕事をしている若者で、スマホをいじりながら歩いている人も多い。このレーンを設(shè)置したのは、それらの『スマホ族』に対する警告。また、レーンを設(shè)置した広場(chǎng)の外には駐車場(chǎng)があり、車両が頻繁に出入りする。レーン設(shè)置はそれらの車両のドライバーに対して、危険な狀況を回避するよう警告する意味合いもある」という。
一部のネットユーザーから「スマホ族専用レーン」の設(shè)置が、その種の行為の助長(zhǎng)につながるのではないかという聲が上がっていることに関して、同職員は、「警告のためであって、奨勵(lì)しているのではない。當(dāng)社はスマホ族がもたらすネガティブな影響を最大限減らしたいと願(yuàn)っている。レーンを設(shè)置して1ヶ月の間に、一定の効果が出ている」と説明した。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年6月7日
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