19日に開かれた2018年世界交通運(yùn)輸大會(huì)「高速鉄道技術(shù)発展フォーラム」において、西南交通大學(xué)首席教授の張衛(wèi)華氏は取材に対して、「中國(guó)版超高速鉄道は、高溫超伝導(dǎo)リニア+真空チューブ技術(shù)を採(cǎi)用する。すでに時(shí)速1500キロの実現(xiàn)性の研究に著手している」とした。科技日?qǐng)?bào)が伝えた。
張氏は同日のフォーラムで、西南交通大學(xué)が擔(dān)當(dāng)する「マルチモード接続レール交通動(dòng)的モデル試験プラットフォーム」は、様々な低気圧環(huán)境をシミュレートできる全長(zhǎng)1500メートルの真空チューブ內(nèi)で、異なる磁気浮上モードとスケールの列車の運(yùn)行試験を?qū)g施できると説明した。そして、高溫超伝導(dǎo)リニアモードを含むその試験速度は超音速に達(dá)し、理論上は時(shí)速1500キロに達(dá)する可能性もあるとみられている。
中國(guó)の高速鉄道の営業(yè)総距離は昨年末時(shí)點(diǎn)で2萬(wàn)5000キロに達(dá)し、世界全體の約3分の2を占めている。設(shè)計(jì)上の時(shí)速は最高350?380キロで、5200本の列車が運(yùn)行に投入されている。このように中國(guó)はすでに名実相伴う高速鉄道大國(guó)になっている。
張氏は、「摩擦やパンタグラフ、騒音などの制限により、車輪レール交通技術(shù)の時(shí)速の限界は600キロとされている。高速リニアレール交通が、未來(lái)のレール交通技術(shù)の発展の主な方向になる」と述べた。
日本や米國(guó)などの先進(jìn)國(guó)でリニア技術(shù)が高度成長(zhǎng)しているが、技術(shù)競(jìng)爭(zhēng)の焦點(diǎn)となっているのは速度だ。米國(guó)のイーロン?マスク氏は2013年に、初めて「超高速鉄道」というアイデアを掲げた。マスク氏の構(gòu)想によると、真空チューブにより超高速鉄道を建設(shè)すれば、理論上の時(shí)速は1207キロに達(dá)するとしている。
張氏によると、世界で時(shí)速が最高の真空チューブ高溫超伝導(dǎo)リニア模型車試験ラインが現(xiàn)在、四川省成都市に敷設(shè)中で、年末までに完成し試験を開始する見通しとなっている。
資料によると、この新しい試験ラインは直徑4.2メートル、全長(zhǎng)140メートルの特性のチューブで、低気圧環(huán)境で試験を行う。実験車両の底部には特製の高溫超伝導(dǎo)材料が使用され、液體窒素が形成する低溫を使い、超電導(dǎo)?リニアの効果を得る。浮上高度は10ミリで、荷重は200キロ。試験の時(shí)速は最高400キロに達(dá)するとしている。米ハイパーループ?ワン(Hyperloop One)社が先ごろ行った同類の超高速鉄道の試験での最高時(shí)速は387キロに留まっている。
張氏によると、「磁気浮上+真空チューブ」が作り出す低抵抗運(yùn)行環(huán)境が、未來(lái)の高速鉄道の速度を効果的に上げることをすでに実験室內(nèi)で検証済みだとしている。
高溫超伝導(dǎo)とは、マイナス196度の液體窒素環(huán)境において、特殊材料で作った超伝導(dǎo)體がゼロ負(fù)荷抵抗の効果を持つことを指す。低溫超電導(dǎo)リニアと比べ、高溫超伝導(dǎo)リニアには自己安定性がある。つまり高溫超伝導(dǎo)體を永久磁石レールの上に置くと、列車は低速もしくは靜止?fàn)顟B(tài)にあっても、安定的な誘導(dǎo)力と浮上力を備えることになる。
成熟した真空チューブ技術(shù)に、整った高溫超伝導(dǎo)リニア技術(shù)を加えれば、未來(lái)の超高速鉄道になる?!弗蕙毳隶猢`ド接続レール交通動(dòng)的模型試験プラットフォーム」は、この2者の結(jié)合を拡大する基礎(chǔ)研究となる。
張氏は、「同プラットフォームは今年9月に國(guó)から許可を取得できる可能性がある。工期は約31ヶ月となるだろう」と話した。
この流れでいくと、中國(guó)は早ければ2021年4月にも時(shí)速1500キロの試験速度に達(dá)することになる。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年6月21日
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