夏になり、多くの人がダイエットに勤しんでいる。あるECサイトで「スマート體重計(jì)」と入力すると、瞬く間に1萬(wàn)件ちかくの検索結(jié)果が表示される。これらの體脂肪を計(jì)測(cè)できる「スマート體重計(jì)」にはさまざまなブランドがあり価格も異なるが、身體の各種指標(biāo)を測(cè)定することを最大の目玉としている。売り手によると、これらの「スマート體重計(jì)」は體重を測(cè)定するほか、筋肉量、體脂肪率、骨量、基礎(chǔ)代謝などの指標(biāo)を表示できる。これらの體脂肪計(jì)に表示されるデータは、どのように計(jì)算されているのだろうか。そしてそのデータは正確なのだろうか。科技日?qǐng)?bào)が伝えた。

この謎を解くためには、まず人體の成分と體脂肪計(jì)の測(cè)定方法を理解する必要がある。人體の成分には、筋肉、脂肪、內(nèi)蔵、骨、水分、無(wú)機(jī)塩類が含まれる。

生體電気インピーダンス（BIA）法は便利で精度の高い測(cè)定方法だ。最近10年間ほどは科學(xué)研究や運(yùn)動(dòng)、臨床、健康診斷などの分野で広く使用されている。この検査?測(cè)定方法の原理はこうだ。人體の脂肪組織は水分が少なく導(dǎo)電性が低いが、筋肉と內(nèi)蔵は水分が多く電気を通しやすい。そこで人體に無(wú)害な、非常に微弱な電流を使い體內(nèi)の各成分の抵抗値を測(cè)定し、脂肪やその他の成分の含有量を計(jì)算する。體に電気を通すため、被験者は手と足の皮膚を直接裝置の金屬電極に觸れる必要がある。スマート體脂肪計(jì)は、BIA法に基づき生産されている。

北京小湯山病院健康教育部主任醫(yī)師の趙潤(rùn)栓氏によると、その測(cè)定データが正確であるか否かは、プロのカメラと攜帯電話で撮影した寫(xiě)真のどちらがいいかと比較するのと同じようなことだとしている。つまり、それほど正確ではないにしても、家庭用として使用する日常的な測(cè)定としては十分ということだ。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年7月3日