一番人気の小屋の中には、大きなネコのおもちゃなどのネコ用品が置かれ、そこに入ると自分がネコになったような気分になり、ネコの視點(diǎn)を體験することができる。新しい発想の娯楽であるそのネコ空間を展示したのは、ペット用品業(yè)界で起業(yè)した男性?馬文飛さん（29）で、若者に人気のイベントに出店することで、自社商品の知名度向上を図っている。馬さんは大學(xué)時(shí)代、現(xiàn)代劇を?qū)熼Tに學(xué)んだものの、ネコや家具デザインが好きだったことから、ペット業(yè)界で起業(yè)することにしたという。ここ3年、ユニークなペット関連の商品90種類以上を発案して製作し、阿里巴巴（アリババ）系のECプラットフォームでの売上高は3000萬(wàn)元（約5億円）に達(dá)している。最も多い時(shí)で、90店舗以上が馬さんの會(huì)社の商品を取り扱っているという。

ショッピングサイト?淘寶の統(tǒng)計(jì)によると、17年、ECプラットフォームにおけるペット業(yè)界の成長(zhǎng)率は25％に達(dá)した。ペット関連商品の中で人気なのは、ペットフード、ペットのおやつ、ペット用品、ペットの薬などだ。うち、ペットのおもちゃや服、掃除用品、ペット用品などには、爆発的ヒットとなった商品がある。

動(dòng)物醫(yī)療が大人気に

統(tǒng)計(jì)によると、ペット市場(chǎng)を細(xì)分化して最も人気なのはペットフード?ペット用品（50％）で、以下、ペットの醫(yī)療系サービス（23％）、ペットの販売（12％）、ペットのシャンプー系サービス（11％）と続く。多くのペットが、多くの人にとって「家族の一員」となっており、ペットの「健康」に気を配る人も増加している。17年、動(dòng)物醫(yī)療市場(chǎng)はすでに280億元（約4704億円）規(guī)模に達(dá)した。

中國(guó)農(nóng)業(yè)大學(xué)ペット病院は、北京の協(xié)和病院のように難病治療を得意としており、なかなか予約が取れないため、「ペットの協(xié)和病院」と呼ばれている。

過(guò)去5年、同病院の診察件數(shù)は毎年15％のペースで増加し、17年にはその數(shù)が7萬(wàn)7000件以上に達(dá)した。

最後のお?jiǎng)eれにも需要

一つの産業(yè)が爆発的に成長(zhǎng)すると、一連の関連産業(yè)の成長(zhǎng)も促す。「ペット経済イノベーション産業(yè)報(bào)告」は、ここ數(shù)年のペット専用の葬儀業(yè)に言及しており、北京、上海などでは、ペットの墓地も登場(chǎng)し、2000-5000元（約3萬(wàn)3600-8萬(wàn)4000円）で取引されている。中國(guó)には現(xiàn)在、ペットが3000萬(wàn)匹おり、毎年そのうちの10％が死ぬとすると、ペット専用の墓地の市場(chǎng)は10億元（約168億円）規(guī)模以上となる。この數(shù)字の背後には、大きな商機(jī)があるだけでなく、十?dāng)?shù)年の時(shí)を共にしたペットを最後までしっかりと見(jiàn)送るという、文明の進(jìn)歩もある。

呉■（■は丹へんに彡）さんの「仕事場(chǎng)」は自宅の前にある喫茶店。そこで毎日、インターネットを使って客と連絡(luò)を取ったり、商品設(shè)計(jì)をしたりしている。

呉さんは14年に仕事を辭めて起業(yè)し、ペットの骨壺をデザインするようになった。大學(xué)の時(shí)にデザインを?qū)Wんだ呉さんは、自分のアイデアに基づいてペットの骨壺をデザインし、ネット上で販売してみたところ、大人気になった。そして、顧客一人ひとりの「物語(yǔ)」を自身の公式SNSアカウントに幾帳面に記録している。また、骨壺を買った顧客のペットに番號(hào)を付けており、その數(shù)はすでに2000番にまで達(dá)した。その他、墓石や裝飾品、ネックレスなどの関連商品の開(kāi)発も試みている。一人で経営している淘寶のショップの売り上げは毎月10萬(wàn)元（約168萬(wàn)円）に達(dá)している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年7月17日