世界貿(mào)易機(jī)関本部で12日、中國は白書「中國と世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）」の宣伝発表會(huì)を行った。商務(wù)部の王受文副部長（國際貿(mào)易交渉副代表を兼任）が國內(nèi)外のメディア30人以上に向けて白書に関する狀況を紹介した上で、記者の質(zhì)問に答えた。その席で、王副部長は中國が參加する多角的貿(mào)易體制の建設(shè)における原則的な立場と政策の主張について説明したほか、中國が推し進(jìn)めているより高いレベルでの対外開放のビジョンと行動(dòng)について明らかにした。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

王副部長は記者の質(zhì)問に対し、「中國のWTO加盟は世界経済貿(mào)易の発展に重要なチャンスをもたらしただけでなく、重大な貢獻(xiàn)も成し遂げている。WTO加盟から17年にわたって、中國の世界経済成長への平均寄與率は30％近くに及んでおり、世界経済の回復(fù)と成長の重要なエンジンとして、中國は今後もWTOという多角的貿(mào)易體制を支持していく」とした。

また王副部長はWTO加盟後、中國はWTOにおける約束をしっかりと履行し、多角的貿(mào)易體制に融合すべく努力しているとし、「貨物貿(mào)易分野においては、2010年には早くも減稅に関する約束を全て履行し終え、関稅は全體レベルで2001年の15.3％から9.8％まで下がった。サービス貿(mào)易分野においては、2007年に開放に関する約束について全て履行し終えており、100種類のサービス業(yè)分野において、すでに約束した開放を全て終えている。また投資市場への參入に関しても、WTOから要求はされていないが、その開放の歩みを止めたことはない」とした。

さらに王副部長は、「WTO加盟から中國は貿(mào)易投資の自由化と円滑化を積極的に推し進(jìn)めており、紛爭を解決するためのメカニズムと法的地位を効果的に維持し、貿(mào)易政策の審議に深くかかわり、中國を多角的貿(mào)易體制に融合させるべく全力でサポートし、一國主義や保護(hù)主義に一貫して反対する立場を明確に示し、実際の行動(dòng)をもって、多角的貿(mào)易體制の権威と有効性を擁護(hù)してきた」と述べた。（編集TG）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年7月14日