國務(wù)院新聞弁公室は28日、白書「中國と世界貿(mào)易機関(WTO)」を発表するとともに、記者會見を開いて白書について説明?解説を行った。會見では、商務(wù)部の王受文副部長(國際貿(mào)易交渉副代表を兼任)らが外界の関心を寄せる問題について質(zhì)問に答えた。
同白書は、中國がWTOに加盟してから17年間の約束履行の実踐を全面的に紹介し、中國が多國間貿(mào)易體制構(gòu)築に參加する場合の原則的立場と政策的主張を系統(tǒng)的に説明し、より高いレベルの対外開放を推進しようとする中國の願いと具體的な行動を明らかにしたものだ。中國がこうした內(nèi)容の白書を発表するのは今回が初めてのケース。約1萬2千字に上る同白書は、中國がWTOルールを揺るぎなく遵守?保護し、多國間貿(mào)易體制の積極的な參加者、揺るぎない保護者、重要な貢獻者であると強調(diào)する。中國はWTOに加盟することで自國を発展させ、世界にも貢獻した。新しい歴史的なスタート地點に立って、中國の開放のドアは閉じられることなく、ますます大きく開け放たれていくという。
王副部長は、中國がWTO加盟後に約束を著実に履行したかどうかという問題について肯定的な見方を示し、「中國政府はこれまでずっとWTOとの約束を1件1件揺るぎなく果たしてきた。貨物貿(mào)易分野では、関稅の総合的水準を15.3%から9.8%に引き下げることを約束し、2010年に完全に約束を果たした。16年には関稅番號約700項目の製品について自主的に関稅を引き下げ、17年も約800項目を引き下げ、18年はさらに約900項目を引き下げる予定だ。サービス貿(mào)易分野では、WTOに開放を求められた分野は100分野で、中國はすでに120分野を開放した。投資分野では、中國は今月末までに新たな全國規(guī)模のネガティブリストと自由貿(mào)易試験でのネガティブリストを発表して、対外開放をさらに拡大する方針だ」と説明した。
王副部長は、「中國は多國間貿(mào)易體制の最大の受益者であり、WTOの他の加盟國は『損をしている』」という見方に対し、次のように例を挙げて説明した。「米國は中國にとって非常に重要な貿(mào)易パートナーだ。2001年には、米國の対中輸出は260億ドル(1ドルは約110.5円)にとどまり、米國の輸出のうち2%を占めるに過ぎなかった。だが昨年には、中國は米國の3番目の輸出市場になり、米國の輸出の8%を占め、輸出額は1500億ドルに迫った。知的財産権の分野では、01年に中國が世界に支払った知財権の使用料は19億ドルだったが、17年になると米國に支払った使用料だけで71億3千萬ドルに達した。中國のWTO加盟は多くの発展途上國にチャンスをもたらしもした。中國は國交がある後発開発途上國には稅區(qū)分の97%について関稅を免除し、こうした國にとって最大の輸出市場になっている。試算によれば、02年以降、中國の経済成長の世界経済に対する平均寄與度は30%に迫るという。中國の輸入増加ペースは世界のペースの2倍に達する。中國は巨大な市場を開放することで世界経済に巨大な寄與をしているといえる」。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年6月29日
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