湖南省に住むある1人の「親のすねかじり」が、つい先ごろ両親から家を追い出された後、親を相手取り「扶養(yǎng)義務(wù)を放棄した罪」で訴えようとして、人々の嘲笑を買っている。統(tǒng)計データによると、中國の都市世帯のうち65%以上で、「老いた親が子供を養(yǎng)う」現(xiàn)象が見られ、成人の約30%が、生活の全部あるいは一部の面倒を親に見てもらっており、いわゆる「親のすねかじり」が蔓延している。こうした問題に対応するため、「親のすねかじりを認めない」とした法律を定めようと検討している地方政府すらあるという。実のところ、「親のすねかじり現(xiàn)象」問題は中國だけの問題ではなく、すでに世界各國に共通する「社會問題」となっている。生命時報が伝えた。
〇激化する日本の「親のすねかじり現(xiàn)象」
日本では數(shù)年前から不景気が続き、失業(yè)者が増え、「親のすねかじり現(xiàn)象」も激化している。日本で知り合った橋本さん夫妻はコーヒーショップを経営しているが、その一人息子(39)は典型的な「親のすねかじり」だ。晝間は家にいて、夜になるとコーヒーショップを手伝い、衣?食?住?交通費すべてを両親に賄ってもらっている。橋本夫妻の息子はそこそこ有名な大學(xué)を卒業(yè)しているが、社會人となった後、職場でいじめに遭い、その挫折から立ち直れなくなった。このような例は日本に多い。彼らは獨立して家を構(gòu)える年齢になって受けた挫折が原因となり、獨立しようとしなくなってしまうのだ。
歐州の狀況も決して楽観的とは言えない。2017年の調(diào)査によると、15歳から29歳までのフランスの若者のうち、180萬人が働いておらず、教育または就職のための指導(dǎo)も受けておらず、両親に扶養(yǎng)されている。180萬人というのは、この年齢層の総數(shù)の17%を占める。歐州各國では、このような若者の割合は平均15%前後、イタリア(25.7%)とスペイン(19.4%)が最も高く、オランダ(6.7%)とスウェーデン(7.4%)が最低だった。スイス?チューリヒ大學(xué)の研究によると、歐州では子供が両親と同居する期間が長くなる傾向があり、25歳から28歳になってようやく家を出て獨立する若者もいる。40歳から50歳までの中年で、両親の住む実家に戻る割合も高まっており、その多くが離婚や失業(yè)によるものという。
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