ザリガニソムリエ?曲雲(yún)瀟さん
ザリガニを食べて、ビールを味わい、サッカー観戦をするといったように、6月はサッカーファンにとってまさにカーニバルなひと月だといえるだろう。しかし一部の人々にとっては、W杯が開催される6月はとんでもなく忙しい1ヶ月となる。そして多くの職業(yè)が意外にもW杯によって人気を集めるようになっている。例えば、殘業(yè)して深夜までザリガニを「食べ続ける」ザリガニソムリエやフォロワーが急増したスポーツ系の淘寶のライブ配信パーソナリティー、そして月給1萬元(約16萬9千円)超えのデリバリー配達(dá)員などだ。北京晨報(bào)が伝えた。
毎日平均1キロのザリガニを食べるザリガニソムリエ
湖北省潛江市のあるザリガニ加工場(chǎng)で、山東省出身の女性の曲雲(yún)瀟さん(25)は、毎日休むことなくザリガニの皮をむいて、味見し、ザリガニの形や色合い、食感、辛さをロットごとに記録している。そんな彼女はプロの「ザリガニソムリエ」だ。
天貓(Tmall)のスタッフによると、W杯開催期間はザリガニの消費(fèi)量が激増するとしており、最新データによると、天貓、盒馬、口碑、Elemeなどのプラットフォームですでにザリガニ1億匹以上を売り上げている。
ザリガニソムリエはザリガニを毎日平均で1キロ食べ、多い日は2.5キロに達(dá)する。そして工場(chǎng)は翌日2時(shí)まで殘業(yè)することが多いという。
曲さんの會(huì)社にはプロのザリガニソムリエが約50人在籍しており、年収は最高で60萬元(約1017萬円)に達(dá)する。現(xiàn)在、同社は生産能力を拡張しており、ザリガニソムリエを急募中だ。しかし同社は、一人前のザリガニソムリエは調(diào)理方法から品質(zhì)管理、サプライチェーンなどの各サイクルを理解する必要があり、このような人材はなかなか見つかりにくいとしている。
體內(nèi)時(shí)計(jì)をロシア時(shí)間に合わせる淘寶のライブ配信パーソナリティー
深夜になり、淘寶のライブ配信パーソナリティーの李■さん(■は王へんに聿)はようやくライブ配信1本を終わらせた。スポーツ系の淘寶のライブ配信パーソナリティーとして、李さんは早いうちから體內(nèi)時(shí)計(jì)をロシア時(shí)間に調(diào)整し、全てのライブ配信の時(shí)間をW杯の試合日程に合わせている。
李さんは、練習(xí)場(chǎng)でサッカー選手と一緒にW杯の生中継を見ながら、淘寶のライブ配信を視聴するファンに試合內(nèi)容を解説したり、勝敗を予測(cè)したり、ファン向けにおすすめのスポーツ設(shè)備やスポーツグッズなどを紹介したりしている。
W杯開催期間中、サッカーボールやユニフォームなどのW杯関連商品のネット上での売上は急速に伸びている。天貓のある店主によると、5月から関連商品の売上がすでに倍近く増加しており、ドイツやフランス、アルゼンチン、スペインなどの代表チームのユニフォームが人気商品となっているという。また、W杯に出場(chǎng)していないイタリア代表チームのユニフォームも人気で、中國代表チームのユニフォームの売上までも増加しているという。
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