7月27日に15年に一度の火星の「衝」が観測されてからは、火星の明度が徐々に低下しているが、依然として南東の空の主役となっている。天文専門家によると、今月20日夜に火星と月が並んで見える美しい天文現(xiàn)象を観測することができるということで、肉眼で火星と月が共に宇宙で舞う美しい景色を観賞できる。北京晨報が伝えた。
天文教育専門家で天津市天文學會理事の趙之珩氏によると、火星は9月に入っても依然として夜空の明星で、赤みがかったオレンジ色の光を放っている。射手座から山羊座に移り、日沒後は南東の上空に位置する。明度は?1.7で、翌日午前1時27分ごろに沈むので、24時前に観測できる。
20日20時頃には、月が南東の空にかかる。靜かな秋の月は、水のように清らかだ。その月の色に魅了されるようにして、火星が靜かに月の右下に寄り添い、月のぬくもりを感じる。赤い火星と白い月は熱愛中のカップルのように、靜かな秋の夜に見つめ合い、初秋の夜空に趣とロマンチックさを添える。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年9月18日
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