環(huán)球時報と中日韓三國協(xié)力事務(wù)局が共催する「2018中日韓三國記者合同取材」イベントの始動式が6日、北京市で行われた。中國公共外交協(xié)會の劉碧偉副會長、環(huán)球時報の謝戎彬副編集長、中日韓三國協(xié)力事務(wù)局社會?文化処の長渕憲二処長、在中國韓國大使館宣伝処の金萬洙処長、そして今回の合同取材に參加する中日韓メディアの記者ら40人以上が出席した。人民網(wǎng)が伝えた。
「2018中日韓三國記者合同取材」イベントの始動式。
中日韓三國記者合同取材は2014年にスタートした。中國?日本?韓國の権威あるメディアが記者を派遣して統(tǒng)一的な記者団をつくり、統(tǒng)一的なテーマをめぐって三國で取材を行う。2017年のテーマは「持続可能な開発と農(nóng)村建設(shè)」。記者団は北京市、浙江省、日本の靜岡県、千葉県、韓國の京畿道などの農(nóng)村部を訪れた。農(nóng)村管理、生態(tài)農(nóng)業(yè)、農(nóng)村貧困削減、持続可能な開発など、3ヶ國が共に関心を寄せる話題について約30回の取材活動を行った。
主催者側(cè)の紹介によると、今年の合同取材は「中日韓自由貿(mào)易區(qū)の建設(shè)と三國の協(xié)力」を主題とし、現(xiàn)在最も注目されている自由貿(mào)易の問題をクローズアップする。記者団は三國の交渉擔(dān)當(dāng)機(jī)関と、専門家、企業(yè)の取材を行う。さまざまな角度から8年間続く中日韓自由貿(mào)易交渉の最新の進(jìn)捗や課題、各國の立場、未來の動向を模索する。
中國公共外交協(xié)會の劉碧偉副會長。
劉副會長によると、三國の昨年の貿(mào)易額は、前年比11%増の6400億ドル以上に達(dá)した。日韓は中國の主な外資導(dǎo)入國であり、両國が中國で設(shè)立した企業(yè)數(shù)は10萬社を超える。日本の対中投資額は累計で約1100億ドル、韓國も700億ドル以上。中日韓は経済グローバル化の受益者と支持者だ。保護(hù)主義と一國主義が臺頭する現(xiàn)在、三國はより確固たる姿勢で同じ側(cè)に立ち、自由貿(mào)易を共に守り、地域経済の一體化を推進(jìn)すべきだ。
環(huán)球時報の謝戎彬副編集長。
謝副編集長によると、中日韓は近隣であり、各國の國民は隣國の情報に非常に注目しており、隣國の態(tài)度についても心に留めている。メディアの報道は三國の國民の心理に影響を及ぼし、また三國関係の動向にも重要な影響を生む。記者交流活動を通じ、他國の真の狀況に対する理解を深め、記者間の相互交流?意思疎通を促進(jìn)し、理解と友好を築くことができる。これにより三國の世論を改善し、報道に含まれる偏見?誤解?衝突を解消する。
「2018中日韓三國記者合同取材」イベントの始動式。
今年は三國記者合同取材が始まって5年目となる。過去4年間で、三國の主流メディア22社の記者34人が、この活動に參加していた。記者団は三國の十?dāng)?shù)ヶ所の都市?地方を訪れ、約70回の取材を行い、200本以上のオリジナル記事を執(zhí)筆した。環(huán)境保護(hù)、文化?歴史、創(chuàng)業(yè)?革新、農(nóng)村の持続可能な開発など、合同取材のテーマは絶えず変化してきた。これは三國の異なる分野の記者がもっと多く共に活動し、相互理解を促進(jìn)し、相手國と國民を認(rèn)識?再認(rèn)識していることを意味する?;顒婴沃鞔哒撙庾孕扭蚴兢?、この合同取材を常態(tài)化させ、掘り下げていくと表明した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年11月8日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn