中國香港特別行政區(qū)政府?財(cái)政司の陳茂波司長は今月16日、香港地區(qū)と広州を結(jié)ぶ広深港(広州-深セン-香港)高速鉄道の香港區(qū)間や港珠澳大橋(香港?珠海?マカオ大橋)が開通したのを背景に、香港地區(qū)を訪問する旅客が増加しており、2018年の年間旅客數(shù)が延べ6000萬人を超えて、2014年以降で最多を記録する見込みだと発表した。新華社が伝えた。
中國大陸部の観光業(yè)界の予測では、18年、香港地區(qū)を訪問する中國大陸部の旅客は約延べ5000萬人に達(dá)する。つまり、中國大陸部のアウトバウンドで一番人気となっているのが香港地區(qū)であることに疑問の余地はない。
陳司長は同日、「開通した広深港高速鉄道の香港區(qū)間と港珠澳大橋、さらに、間もなく完成する蓮塘/香園圍口岸(新出入境検査場)、建設(shè)中の香港國際空港第三滑走路などが、中國大陸部と世界をつなぐターミナルとしての香港の立場を強(qiáng)化するだろう」との見方を示した。
統(tǒng)計(jì)によると、香港地區(qū)を訪問する短距離旅行者の約半數(shù)と長距離旅行者の約8割が、「一度の旅行で多くの場所を訪れる」旅行スタイルを選んでいる。そして、「クルーザー+高速鉄道」、「クルーザー+大橋」などの組み合わせの旅行商品がそのスタイルに加わり、旅客の選択肢が増えている。陳司長は、「『一度の旅行で多くの場所を訪れる』という旅行スタイルは、香港地區(qū)がさらに価値ある旅行ターミナルとして発展するのにつながるほか、粵港澳(広東?香港?マカオ)大灣區(qū)の都市の観光をめぐる?yún)f(xié)力強(qiáng)化にもつながる」との見方を示す。
観光業(yè)の生産総額は、香港地區(qū)の國內(nèi)総生産(GDP)の約4.5%を占め、観光業(yè)従事者の數(shù)は香港地區(qū)の就職者全體の6.7%を占めており、香港地區(qū)の小売市場に直接影響を與える。陳司長は、「香港地區(qū)は、マルチな観光資源を継続的に最適化しなければならない。また、対外へのPRを強(qiáng)化し、旅行業(yè)を強(qiáng)化しなければならない」とする。
実際には、17年から、香港地區(qū)の旅行業(yè)は回復(fù)の兆しが見え始め、18年には回復(fù)傾向が一層顕著化した。香港旅游(観光)発展局の統(tǒng)計(jì)によると、17年、香港地區(qū)を訪問した中國大陸部の旅客は前年比3.9%増の延べ4444萬5300人に達(dá)した。そして、18年1-8月期、その數(shù)は前年同期比10.43%増の延べ4196萬人に達(dá)した。
業(yè)界関係者は、広深港高速鉄道の香港區(qū)間が開通したことで、長沙や武漢、廈門(アモイ)、福州などの高速鉄道の沿線にある二、三線都市の住民の香港地區(qū)訪問の意欲が高まったと分析する。高速鉄道は、便數(shù)が多く、輸送能力が高く、安価で、時(shí)間がかからないなどのメリットがあり、それら都市の住民が、香港地區(qū)や珠江デルタに旅行に出かけて消費(fèi)するよう牽引している。
また、港珠澳大橋が開通して、一層便利になり、旅行業(yè)界が新しい商品を打ち出しているのを背景に、珠海を出発地とする旅行者も増加すると見られている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年12月19日
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