このほど発表された第43回「中國インターネット発展狀況統(tǒng)計報告」によると、中國のオンライン教育利用者総數(shù)は2億人を突破した。このうち、微信(WeChat)などのアプリは、中國の學(xué)生がオンライン教育を受ける際の最も重要なツールとなっており、スマートフォンを利用してオンライン教育サービスを受けるユーザーの數(shù)は、前年比63.3%増加し、ユーザー全體の約96.5%を占めるまでとなった。人民日報が報じた。
報告によると、2018年12月時點で、中國のオンライン教育利用者數(shù)は2億100萬人に達し、2017年末比4605萬人増、オンライン教育利用者數(shù)の年成長率は約30%に達した。
オンライン教育業(yè)の急成長は、技術(shù)革新の駆動と密接にかかわっている。ブロードバンド速度がスピードアップし、AI(人工知能)やネットライブ配信番組などモバイルネットワーク技術(shù)が発展するのに伴い、オンライン教育業(yè)に巨大な変化がもたらされた。「AI+教育」は、次第にオンライン教育業(yè)における技術(shù)面でのベースとなり、スマート宿題添削、顔認証技術(shù)、カスタマイズ化されたおススメ機能などのAI技術(shù)はすでに、オンライン教育におけるさまざまなシーンで応用され、ユーザーに多大な便宜をもたらしている。また、音聲認識やクラウドコンピューティングなどの関連技術(shù)でブレイクスルーが得られたことで、よりリアルで動きのある授業(yè)スタイルやより多様化された教學(xué)內(nèi)容を?qū)W生に提供できるようになってきている。
今後、技術(shù)の発展によって、オンライン教育トレーニングの発展がさらに推進されるとみられており、「2018年中國オンライン教育業(yè)白書」の予測によると、中國のオンライン教育利用者は2020年までに2億9600萬人に、市場規(guī)模は4330億元(約7兆1560億円)にそれぞれ達するとみられている。
北京で開催されている全國両會(全國人民代表大會?全國人民政治協(xié)商會議)では、多くの代表や委員が、中國オンライン教育の発展のために優(yōu)れた提案を行っている。全國人民政治協(xié)商會議の胡衛(wèi)委員は、「オンライン教育は、國民の個々の學(xué)習(xí)ニーズを満たす一方、経営する學(xué)校が玉石混交で質(zhì)が整っていないという問題が頻繁に生じており、業(yè)界の健全かつ持続可能な発展が妨げられている」と指摘し、「オンライン教育に特化した法律?政策を早急に発表し、オンライン教育運営學(xué)校の條件にもとづく設(shè)立?経営制度を完備し、業(yè)界の自己規(guī)範化力を引き上げ、複數(shù)部門による共同管理體制を確立し、業(yè)界の健全かつ秩序な発展を?qū)g現(xiàn)すべきだ」と提案した。
國家教育部(?。─k表した「2019年重要任務(wù)」において、情報技術(shù)と教育教學(xué)の深いレベルでの融合を推進し、全國小?中?高校のインターネット接続率を97%以上、ブロードバンド通信速度(上り)100Mbps以上を確保することが提案された。
また、重要任務(wù)には、以下のような項目も組み入れられている。
〇デジタル化資源の學(xué)?,F(xiàn)場での利用に対する監(jiān)督管理體制を確立すること
〇「インターネット+教育」大型プラットフォームの構(gòu)築を推進すること
〇オンライン?オープン授業(yè)の建設(shè)と応用に関する管理弁法」を制定?発表すること
〇より多くの大學(xué)の授業(yè)を、國際的に有名な授業(yè)プラットフォームのオンライン講義に組み入れるよう推し進めること
(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年3月12日