ブルーを基調(diào)にした內(nèi)裝、白い丸テーブル、コロンとしたスツール、一見すると新たな「ネットの人気店」だが、よく見てみると、見慣れたケンタッキーの看板がかかっている。こんなケンタッキーらしからぬケンタッキーの店舗が、このほど北京市の京城商場にオープンし、人々に驚きをもって迎えられている?!袱长欷饱螗骏氓`なの?」という聲も上がる。若者の消費(fèi)スタイルの変化にともない、ケンタッキーはコーヒー?飲料品市場に力を入れるようになり、爽やか?清新なイメージで消費(fèi)者の前に姿を現(xiàn)すようになった。別の歐米系ファストフード大手のマクドナルドもコーヒーのデリバリーサービスを拡大しており、コーヒーとスイーツや軽食などコーヒーのお供が若者に急速に浸透している?!副本┤請?bào)」が伝えた。
物美新街口広場の2階にケンタッキーがこのほどオープンした店舗は、通りかかった若者を驚かせた。爽やかさと清新さを感じさせる店作りで、入り口の看板から內(nèi)裝まで、若い女性が大好きな「ティファニーブルー」で統(tǒng)一されている。
店に入ると、チキンやポテトを揚(yáng)げる油のにおいがまったくせず、飲み物やアイスクリームの香りが漂う。飲み物はアメリカンコーヒー、エスプレッソ、カプチーノなどのコーヒー類が中心で、このほか臓臓茶(黒糖ミルクティー)、チーズミルクカバーティー、ジャスミン茶といった季節(jié)ごとの茶飲料もある。スターバックスなどのコーヒー専門店と比べ、この店のコーヒー類は相対的に安価で、Mサイズが14~18元(1元は約16.6円)、その他の茶飲料は平均16元だ。
ケンタッキーのこの新店舗だけではなく、系列のCOFFii & JOYも急速に配置を進(jìn)めている。COFFii & JOYはペプシ中國法人が昨年打ち出したスペシャルコーヒー専門店で、現(xiàn)在は上海市や杭州市など南方の都市に10數(shù)店舗を展開し、今年は北京に進(jìn)出する見込みだ。メニューをみると、COFFii & JOYとケンタッキーはそれぞれ獨(dú)自の路線でコーヒー事業(yè)を発展させていることがわかる。COFFii & JOYはメニューの名前からラテアートの造型まで高級感にあふれ、価格は30元前後が中心で、一番高い數(shù)量限定スペシャルコーヒーはなんと199元だ。
ケンタッキーがコーヒーに力を入れるのと同様に、もう1つの歐米式ファストフード大手のマクドナルドもマックカフェの店舗をオープンし、デリバリーサービスを展開するなどして力を入れる。
ここ數(shù)年、マクドナルドは店舗を相次いでバージョンアップし、マックカフェの専用コーナーを設(shè)置してきた。マクドナルドの多くの店では、コーヒー関連商品はファストフードのカウンターでは販売されず、店內(nèi)の獨(dú)立したコーナーで販売される。ファストフードのカウンターとコーヒーのコーナーが隣に並ぶ店舗もあれば、店內(nèi)の別々のエリアに設(shè)置された店舗もある。コーヒーのコーナーではコーヒーのほか、マカロンやケーキなどのスイーツも買うことができる。
食品産業(yè)アナリストの朱丹蓬さんは、「消費(fèi)が高度化し、新世代がコーヒー文化に傾倒するようになるにつれ、コーヒー市場が中國で急速に発展し、市場規(guī)模も急速拡大を続けている」と話す。
前瞻産業(yè)研究院がまとめたデータによれば、現(xiàn)在、世界のコーヒー消費(fèi)の成長率は2%で、市場に大きな可能性のある中國では15%に達(dá)する。昨年初めに登場したばかりの瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)は、便利で迅速なデリバリーモデルで急速に陣容を拡大し、わずか1年で2千店舗を展開した。今年はさらに2500店舗を展開するという。コーヒー戦爭に直面して、業(yè)界の最大手?スターバックスも努力を続ける。2018年第4四半期には中國の店舗數(shù)が前年同期比18%増加し、今後4年でさらに6千店舗をオープンするとしている。
経営データをみると、コーヒーはケンタッキーの売上高を牽引する成長源の1つになったことがわかる。ペプシ中國によれば、ケンタッキーのコーヒー売上高は予想を上回り、昨年は2けたの伸びを達(dá)成し、9千萬杯以上を売り上げ、営業(yè)収入は10億元を超えたという。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年3月8日