北京市で7日に発表された報(bào)告書によると、一線都市と新一線都市では働く女性の30％近くが1萬元（1元は約16.5円）を超える月収を得ており、中でも31～38歳の高學(xué)歴の女性の月収が一番高かった。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

この報(bào)告書は58同城と安居客が共同で発表したもので、一線都市と二線都市で働く18～40歳の女性を?qū)澫螭?、仕事の狀況や暮らしぶりについて調(diào)査研究を行い、その姿を浮かび上がらせたものだ。

それによると、一線都市の女性は月収8001～2萬元が最多、新一線都市の女性は5001～1萬元が最多で、中間管理職以上が40％に達(dá)した。

給與と學(xué)歴には相関性があり、31～35歳で大學(xué)院以上の學(xué)歴の女性が実際の給與も期待する給與も高かった。

學(xué)歴と収入は基本的に相関関係にあり、學(xué)歴が高いほど、実際の給與も期待する給與も高かった。本科（4年制大學(xué)に相當(dāng)）卒業(yè)以上の學(xué)歴の女性が70％に迫った。

だが女性の収入と年齢は比例せず、36～40歳の女性は実際?期待の給與が31～35歳を下回り、35歳が多くの女性にとって収入の分かれ目になることがわかった。

給與水準(zhǔn)をどのようにみるかについて、68.9％の女性が、「自分の給與水準(zhǔn)は同じポジションの人と同じ」と答え、31.1％が、「同じポジションの人と開きがある」と答えた。

多くの女性が、「學(xué)歴が収入の格差を決定するカギ」とみるが、「同じポジションの人より収入が少ない原因は能力不足」とみる人も少數(shù)だがいた。

経済狀況をみると、50％以上が「経済的に獨(dú)立している」とし、40％が「自活できる」とし、「支援が必要」とした人は4％にとどまった。賃金の資産運(yùn)用のほか、30％以上が副業(yè)で稼いでおり、「スラッシュ青年」（複數(shù)の職業(yè)や肩書きをもつ若者）の暮らしを楽しんでいる。

女性の主な支出をみると、自分の生活のための支出、娯楽のための支出、家庭のための支出、ファッション関連の支出があり、家庭の幸福、おしゃれ、快適さのどれも欠かせないことがわかる。

女性に最も多い職種は人事、総務(wù)、庶務(wù)で、こうした職種は待遇が安定し、労働強(qiáng)度が低く、出張が相対的に少ないため、女性に人気がある。

また教育?訓(xùn)練、病院関係?醫(yī)療?ケアなどの職種を選ぶ女性も多かった。その一方で、工事現(xiàn)場(chǎng)にいつも足を運(yùn)ぶ建築産業(yè)、參入のハードルが高い金融産業(yè)に従事する女性は少なかった。

同報(bào)告書によると、一線都市と新一線都市の女性の産業(yè)や職業(yè)の選択には違いがある。一線都市の女性はインターネット産業(yè)、教育?訓(xùn)練産業(yè)に従事する人が多く、新一線都市の女性は病院関係?醫(yī)療?ケアの産業(yè)?職業(yè)に従事する人が多かったという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年3月11日