習(xí)近平國家主席が21日からイタリアを皮切りに今年初の外遊を始める。中國國家元首の同國訪問は10年ぶりだ。中國新聞社が伝えた。
習(xí)主席はイタリアのマッタレッラ大統(tǒng)領(lǐng)、コンテ首相と會談、カゼッラーティ上院議長、フィコ下院議長と會見して、中國イタリア関係、中國EU関係及び関心を共有する國際?地域問題について踏み込んだ意見交換をする。
両國が今年包括的な戦略的パートナーシップの構(gòu)築15周年、來年國交樹立50周年を迎える中、中國の董津義元駐イタリア大使は今回の訪問について「トップレベルデザインの高みから両國関係に新たな時代的意味を與え、両國協(xié)力の懸け橋をさらに強固にし、各分野の交流?協(xié)力の一層の進展を後押しする」と指摘する。
中國國際問題研究院の阮宗沢常務(wù)副院長は「歐州が政治?経済面で一定の不確定性を抱える中、イタリアは自國経済の見通しの改善を現(xiàn)実的に必要としており、対中協(xié)力の強化はイタリアにとって『重要な加點』になりうる」と指摘する。
2004年以來、両國は中國イタリア政府委員會などの制度を通じて二國間協(xié)力を合理的に計畫し、著しい進展を得てきた。イタリアが「中國事務(wù)特別作業(yè)チーム」を立ち上げたことで、両國協(xié)力は一層スムーズになった。2018年に二國間貿(mào)易額は過去最高の542億ドルに達した。
董氏は「現(xiàn)在、環(huán)境と持続可能なエネルギー、農(nóng)業(yè)、持続可能な都市化、衛(wèi)生分野、航空分野、宇宙関連の科學(xué)技術(shù)及び応用、インフラと交通などのいずれもが両國協(xié)力の優(yōu)先的方向、重點分野となっている。今回の訪問でこうした分野の協(xié)力のさらなる質(zhì)的向上と高度化、さらに多くの協(xié)力事業(yè)の実行が促されるだろう」と分析する。
「一帯一路」イニシアティブについての最近のイタリア側(cè)の姿勢表明に外部は一様に注目している。コンテ首相は「『一帯一路』への參加はイタリアにとってチャンスであり、戦略的選択だ?!阂粠∫宦贰护丐螀⒓婴虾韦颏工毪长趣驈姢い椁欷毪趣いσ馕钉扦悉胜?、このプロジェクトに參加し、対話を繰り広げることができるということだ」と表明した。
阮氏は「G7の中心的メンバー及びEUの創(chuàng)設(shè)時加盟國であるイタリアは『一帯一路』イニシアティブの受け止め方において政策的獨立性を示している。これは非常に重要で、貴重なことでもある」と指摘する。
董氏は「もし今回の訪問で雙方が『一帯一路』協(xié)力の深化について重要な合意に達することができれば、両國の経済?貿(mào)易協(xié)力、特に相互接続の推進を大きく促す効果を果し、EU內(nèi)でも良い模範効果を生み、『一帯一路』イニシアティブに対して依然姿勢の揺れている人々へのメッセージとなる」とした。
阮氏は今回の訪問は中國EU協(xié)力の橋をさらに強固にするとも予測し、「貿(mào)易の自由化を推進し、保護主義に反対するうえで、中國EU協(xié)力の必要性は高まっており、調(diào)整と協(xié)力の深化は雙方にとってプラスだ」と指摘した。
いくつかの分野で歐州と中國が競爭的側(cè)面を呈していることに注意する必要がある。これにはEU內(nèi)部の要因もあれば、外的要因の影響を受けている時もある。阮氏は「こうした中、中國が積極的、主導(dǎo)的に歐州と協(xié)力を強化し、歐州を外交活動の重點的方向の1つとすることは、歐州がより良く中國を認識し、協(xié)力に対する考え方をあるべき姿に整え、協(xié)力に対する共通認識を形成し、拡大するうえでも助けとなる」と指摘する。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年3月20日