経済が相対的に発達(dá)した北米、歐州、日本などの市場でアボカド需要が飽和狀態(tài)に近づく中、世界の主要アボカド企業(yè)は中國市場の潛在力に次々に目を向けるようになった。
メキシコはアボカド生産量世界一で、世界の総生産量の約3分の1を占める。メキシコ経済省のまとめた統(tǒng)計(jì)では、17年にメキシコから中國へのアボカドの輸出額は2554萬7千ドル(1ドルは約110.4円)に上り、中國はメキシコにとって8番目のアボカド輸出先になった。
メキシコ産アボカド生産者?輸出梱包業(yè)者協(xié)會(huì)(APEAM)のラモン?パス顧問は、「中國市場は非常に速いペースで成長している。私たちの達(dá)成した數(shù)字から非常に大きな成長の様子がうかがえる」と述べた。
またパス顧問は、「中國のニーズの大部分が上海、北京、広州などの大都市の消費(fèi)者によるもので、海外旅行をする中國のミレニアル世代も市場の伸びを後押しする」との見方を示した。
▽タイとマレーシアがドリアン市場を奪い合い
タイはパッションフルーツのドリアンの重要な産地だ。タイメディアの報(bào)道によれば、毎年タイ産ドリアンの60%以上が海外に輸出され、特に中國などの消費(fèi)者に人気があるという。
昨年4月17日、タイのゴールデンピロー?ドリアンが天貓(Tmall)のスーパーに登場すると、1分間が8萬個(gè)が売れ、全部で20萬キログラム売れたという。タイの人々からは、「中國のグルメのパワーはすごい」と歓聲が上がっていた。
タイのソムキット副首相もセールスマンに変身し、「タイにはバナナもあり、たくさんの農(nóng)産品もあるし、コメもある」とアピールした。
タイ商工會(huì)議所國際貿(mào)易委員會(huì)のバントン副委員長は取材に答える中で、「中國のバイヤーは買い付ける數(shù)量が多いだけでなく、価格も引き上げてくれる。果物農(nóng)家、バイヤー、輸出企業(yè)がみんな利益を上げており、中國市場に感謝している」と述べた。
ドリアンは中國のグルメに高い人気があることから、マレーシアもパイを奪いたいと考えるようになった。
17年に広西チワン族自治區(qū)南寧市でマレーシアドリアン祭が開催され、約16萬5千人の來場者が爭うようにして列に並び、マレーシア産の質(zhì)の高いムサンキング(貓山王)ドリアンを味わった。
ドリアンに詳しいリンジー?ガシックさんは米ABCの取材に答える中で、「中國のドリアン需要による影響を自分の目で見た」と言い、次のように話した。
「2012年に初めてドリアンについて取材した時(shí)は、ドリアンバブルがはじけたばかりで、ドリアンは儲(chǔ)からないという聲をよく聞いた。ドリアン畑をパーム油のためのアブラヤシ畑に切り替える農(nóng)家もいたくらいだ。今や農(nóng)家はアブラヤシを切り倒し、ドリアンを植え始めている」。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年3月22日