日本では新天皇の即位まで1ヶ月というタイミングの今月1日、日本政府は新しい元號(hào)を「令和」に決定したと発表した。改元政令は5月1日に施行される。新華社が伝えた。

この決定を受けて、日本企業(yè)は迅速に動(dòng)き出し、それぞれ手を打ってビジネスチャンスをつかもうとしている。日本政府が1日午前にテレビ中継で新元號(hào)「令和」を発表すると、広島の精密機(jī)器メーカー?株式會(huì)社キャステムはすぐにテレビ畫(huà)面の「令和」の文字をスキャンし、2分27秒後にはネットで令和グッズの注文受付を開(kāi)始した。新元號(hào)が刻印されたグラスが一番人気といい、まさに「電光石火」の対応だ。

日本の保守団體はこれまで、「新天皇が5月1日に即位してから新元號(hào)を発表するべき」と主張してきたが、安倍政権は改元が國(guó)民生活に與える影響に配慮し、1ヶ月前倒しして4月1日に発表することを決め、社會(huì)の各方面が改元に向けてゆとりをもって準(zhǔn)備できるようにした。

首都東京の神保町にあるはんこメーカーは1日のテレビ中継に見(jiàn)入り、新元號(hào)がわかると直ちに下請(qǐng)け工場(chǎng)に通知して、封筒や用紙に印刷されている「平成」の字を消すための特別なはんこの製造に著手した。

日本の役所や企業(yè)には大量の用紙?封筒などの備品がストックされており、「平成」の字が入っている。改元するとこうした部品は使えなくなるが、「平成」を消して「令和」に訂正すれば廃棄しなくて済む。

このはんこメーカーによると、1日で1千個(gè)以上の注文が入り、大口の注文は銀行からだという。

東京の霞ヶ関にある文房具店は、「複數(shù)の役所や機(jī)関から問(wèn)い合せが來(lái)ている。舊元號(hào)を消すためのシールやはんこなどに関する問(wèn)い合せだ」と述べた。

大阪の扇子メーカーは4月中順、一方の面に新元號(hào)「令和」、もう一方の面に日本の歴代元號(hào)を印刷した扇子を売り出すという。愛(ài)媛県のティッシュメーカーはアイディア豊富で、元號(hào)モチーフのティッシュ製品を売り出すという。

新天皇の即位を祝して、日本では4月末から5月初めまで10連休になる。SMBC日興証券のシニアアナリストの予測(cè)では、この連休で日本の多くの企業(yè)が大きな利益を上げ、経済効果は3770億円に達(dá)するという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年4月2日