新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)昌吉市に住む甘恵瓊さん（49）は、これまで絵を?qū)Wんだことはないが、小麥粉を練って作った生地で花饃（祝日や冠婚葬祭時(shí)に作られる穀物の粉を練り、細(xì)工を施したマントウのようなもの）を作ることが大好きで、素晴らしい「メルヘンの世界」を創(chuàng)造することができる。甘さんは、「誰にとっても童心に返ることが必要。少しでもシンプルに生きれば、楽しみもおのずと増える」と話す。

甘さんが作る花饃の材料となるのは、ごく普通の小麥粉とぬるま湯で、色を付ける場(chǎng)合も食用の材料を使っている。緑色には抹茶の粉を、黒色にはココアパウダーを、といった具合だ。