2004年、30代だった申洪傑さんは、湖南省にある実家から甘粛省敦煌市に旅行に行き、仏教遺跡?莫高窟の非常に精巧に描かれた壁畫だけでなく、広大な砂漠の景色やシルクロード文化などに魅了され、そこに住みたいと思うようになった。そして、熟考を経て、木版畫が趣味の申さんは敦煌市に本當(dāng)に引っ越すことを決意。これまでの15年間、敦煌アートを木の上に彫刻刀で刻んできた。 新華網(wǎng)が報(bào)じた。
申さんは彫刻刀を使って、仏教で諸仏の周囲を飛行遊泳し、禮賛する天人?飛天や仏教にまつわる物語(yǔ)などをいろんな大きさの木版の上に巧みに描き出す。十?dāng)?shù)年の間に、申さんは見(jiàn)習(xí)い數(shù)十人にその技術(shù)を教え、中には教える側(cè)になれるまでに進(jìn)歩し、敦煌の木版畫教室を開(kāi)いた人もいるという。申さんの敦煌アートをテーマにした木版畫は観光客の間で高い評(píng)価を得るようになっており、「彫刻刀を使って敦煌アートを木板の上に刻むというのは、敦煌文化を発揚(yáng)する一つの方法だと思う。その他、焼き絵や石彫刻にもチャレンジしている。いろんな方法を通して、敦煌文化を継承し、発揚(yáng)していきたい」と申さんは語(yǔ)っている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年5月13日