北京工商大學食品?健康學院の李健実験室のチームはこのほど、同チームが植物肉ブランド「スターフィールド」と共同開発した中國第1世代「人工肉」製品、「上海鮮肉月餅」に似せた植物人工肉月餅を9月に発売すると発表した。重慶晨報が伝えた。
人工肉は2種類に分かれる。1つ目は主に大豆タンパクから作られたもので、2つ目は動物の幹細胞を利用して作られた人工肉だ。植物肉は現(xiàn)在、中國における人工肉研究の主な方向性となっている。
李氏は取材に対し、「今回共同開発した人工肉は、美味しくて中國人の好みに合うことを原則としている。我々は5Dという本物に近づける概念を強調(diào)し、色、香り、食感、音など全面的に動物肉に近づけた。音は多くの人に理解されないが、調(diào)理中には肉と魚がパチパチと音を立て、人々の食欲を強く刺激する。100%植物由來の製品を、この5つのレベルで本物に近づける」と述べた。
筆者の調(diào)査によると、人工肉は主に、▽環(huán)境コストが低く、牧畜業(yè)における資源の消耗を減らす▽高血中脂質(zhì)?高血圧?高血糖の人にとってはよりヘルシーという2つのメリットがある。
雙方は今年9月、植物人工肉を使った月餅を先に発売する。第1陣としては3000個を予定。筆者の調(diào)べによると、この月餅は主にスターフィールドが深センに構(gòu)える店舗で販売される。
中國國內(nèi)で人工肉月餅が初めて発売されるが、太平洋の向こう側(cè)の米國では人工肉ハンバーガーが良い反響を呼び、すでに量産化されている。米國時間8日、バーガーキングの57店舗のみで試験的に販売されていた人工肉ハンバーガーが好評を博した。バーガーキングはこの「インポッシブル?ワッパー」を全米7000店舗以上に広げている。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年8月16日