中國(guó)旅游研究院と旅行サイト?攜程傘下の華程國(guó)旅集団（元「華遠(yuǎn)國(guó)旅」）はこのほど、共同で「2019年上半期中國(guó)人観光客の歐州旅行ビッグデータ報(bào)告」を発表した。中國(guó)旅游研究院が発表したデータによると、2018年、歐州旅行に行った中國(guó)人の數(shù)は延べ600萬人に達(dá)した。中國(guó)人の主な海外旅行先となっている國(guó)トップ20を見ると、歐州諸國(guó)が4分の1を占めている。そのなかには「一帯一路（the Belt and Road）」參加國(guó)が最も多い東歐諸國(guó)も含まれており、歐州全體の36.3％を占めた。

報(bào)告によると、ビザや航空便、為替レート、消費(fèi)サービスなどの面で中國(guó)人に便利な措置が打ち出されているのを背景に、2019年、歐州に旅行に行く中國(guó)人の數(shù)が増加の一途をたどっている。中國(guó)旅游研究院のデータによると、今年上半期、海外旅行に出かけた中國(guó)人の數(shù)は前年同期比14％増の延べ約8129萬人になる見通しだ。うち、歐州を訪問した中國(guó)人の數(shù)は前年同期比7.4％増の延べ300萬人に達(dá)した。華程國(guó)旅集団のデータによると、2019年上半期、歐州旅行を予約した人の數(shù)は前年同期比12.3％増となっている。攜程旅游のデータによると、歐州はアジアに次いで2番目に人気の中國(guó)人観光客の旅行先で、全體の10％を占めている。

攜程旅游のデータによると、上半期、同プラットフォームを通してツアー旅行、自由旅行、オーダーメイド旅行などに申し込み、歐州旅行をした人の間で人気だった旅行先トップ10は、上から順にロシア、イタリア、フランス、英國(guó)、ドイツ、スペイン、ギリシャ、チェコ、スイス、ポルトガルだった。これまでも人気だった旅行先が依然としてツアー客に人気の旅行先となっているほか、中?東歐へのツアー旅行も人気だった。

19年上半期、攜程旅游のデータによると、ダークホースとなった人気旅行先は、クロアチア、ラトビア、スロベニア、ブルガリア、エストニア、アルバニア、セルビア、マルタ、アイルランド、デンマークだった。うち、クロアチアを旅行した中國(guó)人は前年同期比で540％増と、激増した。

データによると、今年上半期、予約プラットフォームを通してツアー旅行、自由旅行、オーダーメイド旅行などを申し込み、歐州に行った中國(guó)人の在住都市トップ10は上から順に上海、北京、成都、重慶、広州、深セン、昆明、西安、南京、武漢だった。ダークホースとなった都市は、貴陽、瀋陽、青島、合肥、太原、南寧、杭州、長(zhǎng)春、大連、南昌だった。うち、貴陽から歐州に行った中國(guó)人の數(shù)は前年同期比で526％増と、著しく増加した。

一人當(dāng)たりの消費(fèi)額を見ると、2019上半期、歐州にツアーで旅行に行った中國(guó)人の平均消費(fèi)額は1萬1920.7元(1元は約15.1円)と、費(fèi)用とコストは18年に比べて若干増えた。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年8月21日