7月には、夏のレジャー経済が消費ブームを巻き起こし、ローンを利用した消費の動きがとりわけ目を引く。ネット金融科學(xué)技術(shù)企業(yè)?楽信の若者向けクレジット消費プラットフォームの分期楽商城がまとめたデータによれば、この1週間の間に、航空券、電車の切符、観光旅行商品の取引額が前年同期比約60%増加し、ホテルの取引額は2倍近く増加し、教育研修型商品などの売上高が今年の最高記録を更新したという?!附U済日報」が伝えた。
分期楽商城の関係者は、「今の95後(1995年から1999年生まれ)の若者は獨立意識と自律力がますます高まり、少額の資金の問題なら自分の力で解決することを願い、家族に助けを求めない。これがローン消費のここ數(shù)年における流行の一つの原因とみられる。同データによれば、95後ユーザーの多くがローンに精通し、適切に利用しており、毎月の利用額を400元(1元は約15.7円)以內(nèi)に抑えている人が多い。経済的負擔にはなっておらず、返済の記録も良好だ」と話す。
旅行は若い人々の間でこれまでずっと高い人気を誇ってきたが、夏休みの繁忙期は価格が相対的に高かった。今では、ほぼ全てのオンライン旅行予約プラットフォームや一連の総合型ECが旅行に関するローン業(yè)務(wù)を手がけるようになり、若者の旅行にかかるプレッシャーが軽減された。たとえば同商城では、深セン市から雲(yún)南省へ行く団體ツアーの料金は約6700元で、ローンで購入すると毎月の支払額は最低で270元となる。
95後の旅行者はローンの受け入れ度が高いだけでなく、この世代に際立ったいくつかの特徴もある。たとえば、「思い立ったらすぐに出かける」という特徴がある。同商城では95後のホテル予約のうち當日のホテル予約が80%に達する。同商城の責任者は、「旅行は若者にとって今や當たり前のことで、事前の準備は特に必要ない」と説明した。
これと同時に、95後の旅行者は移動と宿泊施設(shè)の品質(zhì)により注目している。たとえば若い消費者は「夜行便」(目の隈便)を予約する割合が5%に満たず、一定の品質(zhì)を備えたホテル(単価500元以上)の利用額が同商城の同期のホテル利用額全體の3分の1を占める。
また注目されるのは、暑い夏には家で靜かに「充電」したい人もいることだ。同商城では、お金を支払って得る知識や教育研修型商品のここ1週間の売上高は同20%増加し、購入者の60%以上が女性だという。
企鵝智酷がQQ空間と共同で発表した報告によると、95後の層の30%が趣味嗜好に関わる學(xué)習(xí)や研修に投資をし、教育ローンがますます流行のトレンドになっている。18年の天貓(Tmall)の「ダブル11」(11月11日のネット通販イベント)のデータによれば、消費者ローンサービスの花唄を利用した教育型の商品やサービスの購入額は同87%増加し、このうちローンによる支払いを選択したユーザーは2.4倍増加した。
データをみると、ローンにより有料の知識や教育研修型商品を購入した若いユーザーの年齢は18-24歳だ。同商城がこれまでに導(dǎo)入した知識に関する有料會員向け商品のうち、QQ閲読、喜馬拉雅(ヒマラヤ)は販売量が多く、購入者は女性が圧倒的多數(shù)を占める。研修カリキュラムの購入者は男女半々で、女性はアニメの原畫、伝統(tǒng)文化、マンガをより好み、男性はプログラミング、ビッグデータ、設(shè)計類のカリキュラムをより多く購入するという。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年7月22日